内容説明
若き俊英・ジークハルト大公の花嫁さがしは終わり、貧しい領主の娘・リゼットは未来の公妃に選ばれる。しかし、まだ口約束にすぎず、リゼットの立場は微妙なもの。それなのに、色恋と無縁だったリゼットは、恋人として接してくるジークハルトに戸惑って失敗ばかり。そんな中、可憐な伯爵令嬢が人質として王宮で暮らすことに…!? おてんば姫のシンデレラ・ロマンス♪
目次
プロローグ
1章 友達から始めたいのですが。
2章 波乱ぶくみの人助け
3章 乙女をお止め
4章 真実と、衝突と
5章 人質救出大作戦!?
6章 謎解きは華やかに
エピローグ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
8
シリーズ2作目。1巻のあの終わりからの続きで、婚約したよなしてないような状態だったんかーい!と突っ込んでしまいました。それで自分の立場に悩むヒロイン・リゼット。そらそうだ。ライバルの令嬢がわりと底が浅いというかすぐばれてしまうのはお約束なんでしょうか。前の巻も、ヒロインの猫かぶりなのはあっさりばれてましたしねえ。ユリウス兄さんはそんなに出てこないのに、いいところを全部かっさらっていった感じでした。おいしいなあ。2017/11/05
葉月たまの
8
読んだー♪。ジークハルト様の包容力の大きさは見直した><。あれだけ相性悪そうな相手なのに、それでも挫けない姿いい! リゼットさんはわたし的には普通かな。決して嫌いじゃないけどね、ああいう女の子♪。同じ作家さんの別の作品も読んでみたいな♪。2013/02/14
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
7
大公様の花嫁さがしシリーズ第二弾♪今回は猫かぶりがいっぱい。リゼットはだいぶ皮が剥がれてきたけれど、鈍感でうぶは相変わらず。けれど寛大で人に優しいところは公妃にいいのかも。リッゼット早くジークの重い重いに慣れてほしい・・。2014/10/06
凍矢
4
かなり好きな作家さんなのですが。今回は、政治的絡みが多くて、読むのに苦労しました。第二巻ということでしたが。又しても、主人公に試練がありました。でも、メゲないんです。そういうとこが、素敵でした。2015/01/11
ばにー
3
【シリーズ2巻】リゼットの素直で正義感が強いのはいいけど、こんなに問題起こして大丈夫なのかと…。婚約だ結婚だと言う割にアマアマのベタベタを感じさせないのは主人公2人の性格かしら。2巻も大公よりお兄さんが活躍しているし、たまにものすごい甘さを出してくるのがたまらない。2015/02/13