内容説明
決意、決戦、決断の時! 四大聖国(フォース・セイタン)の二つと協力関係を結んだリョウマたち一行は、次に『創族』(そうぞく)の国イルタインへ向かう。合理的であることを好む創族は、帝国の現状とリョウマへの返礼を理由にあっさりと要求を受け入れる。 時間のできたリョウマたちは、イルタインにいる旧友・ココを訪ねる。ココは三年前にリベリオンの製作に携わった職人で、貴重な鉱石を使って鍛えればリベリオンをさらに強化できるという。リョウマたちはその鉱石・虹光石(インペラル)の採取に向かうことにするが、それは巨大な魔獣【百年獣】(グラン・イガード)の「中」にあり…!? そして残る『神族』(しんぞく)の国ファレーナではアイリスと深い関わりがある人物が陰で動きはじめていて…? 史上最大の“リバース”英雄譚(えいゆうたん)、クライマックス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
12
後半完全、流し読み。さらっと読んで、内容のみ把握。くっそ、つまらなかった。打ち切り感がすごい。『尤も』それでも、完結させたという一点においては、おおいに評価するべきだと思う。打ち切りとはいえ、未完で終わる作品の多さを思えば、完走したランナーみたいもん。2017/02/14
AKF-ZERO
8
……えっ、何これ?ずいぶんあっさりと終わってしまったなというのが読み終わっての率直な感想。面白いテーマを取り扱っていた作品なのでここで終わってしまったのは残念としか言いようがない。まあ目的をちゃんと達成してるし恋愛の方も一応決着付けてあるのでアリと言えばアリなのでしょうが。けどやはり残念です。出来ればもっと読みたかったかな。2015/10/27
HANA
5
最終巻。今回はリベリオンのバージョンアップとクライマックス話。なんかあまり山場はなくさらっと終わったイメージ。そして最後はそっちかという感じ。選びそうで選ばない選択だと思っていたんだけれど。通して読んでみて結構良かったので次回作も期待。2015/11/13
ツバサ
5
中々面白かったけど早めに終わっちゃった。次回作待ちますかね。2015/11/10
ぼーぼー
5
最終巻ということなのか、随分駆け足気味。また、帝国再興の道筋をつけたところまでなのが少し残念です。終始冒険譚だったので、もう少し駆け引きがあったり、とか、もう少し長く続いていたら...とも感じたり。ただ、モヤッとする終わり方ではないですし、恋愛方面にきっちり決着がついたのは良かったです。今まで読んだことのない、面白いテーマの作品でした。2015/09/28