内容説明
天竜剣を手にし、その力を取りもどした花百姫は、隻眼の忍剣士・霧矢との再会を果たした。 そして近江にやってきた姫の前に、三百年の封印を解き、神宝・破魔の鏡が姿をあらわした。 その力により時を超えた花百姫――待ち受けていたのは天空の術者だったが、そこへ魔王が襲いかかる! 魔王もまた、時を超える力を持っていたのだ・・・・・・ 渾身の時代活劇ファンタジー、第三弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
15
前巻でも破天荒な展開だとは思っていたけれどもこの巻はさらに大ネタ仕掛けてきた。脇キャラだけでなくヒロインも本格的に活躍しだしいよいよ波瀾万丈。スピード感抜群だし謎は次々繰り出されるしでちびちび読むつもりが止まらなくなった。次巻へ。2014/06/11
花宴
11
シリーズ第3弾。盛り上がりが幾度もあって楽しい。水耳、八方天身という無敵な術に加えて浮き身というまた強力な術を身につけた花百姫。全部いつの間にか出来るようになっているのがすごい。さらに時空超えも出来るとなるとこれは増々複雑になってくるなぁ。そして予想通り霧矢が別名で出てきた!気になるのは八方天身の水の剣の霊士と美女郎の正体…。これは何かありそう。2020/05/07
小雀✡ずーっと積読減強化月……
4
時代から場所、場面転換が舞台衣装の早替えみたいですが、だいぶ物語が収束し始めた感じがします。集まるべき所に人が集まり出し、過去と現在の繋がりも見えて来ました。 まだ関わり方の見えない人、登場してない人もいる様ですね。楽しみです♪ 2014/06/20
いっちょめ
4
霧矢と捨て丸は恋なのでしょうか?ビミョーに気になるとこですww そんなことより、美女朗=水魚朗 ? 実は美女朗は良いやつなんじゃないかって思ってます。2013/07/20
オイコラ
3
自分は20も年下の子供に「おれの姫」とか言って、能力を駆使して日夜ストーキングしてるくせに「しばらく会わぬうちにまた美しくなった」なんて喜んでいるくせに、天兵の記憶喪失につけこんで引き止めようと必死な火海姫のことを「邪魔くせえ」って、霧矢さん…。美女郎の目的がますますわからなくなって気にはなるけど霧矢のロリコン疑惑の行く末も気になる。2013/07/04