光文社文庫<br> パダム・パダム~京都府警平安署 新任署長・二条実房~

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光文社文庫
パダム・パダム~京都府警平安署 新任署長・二条実房~

  • 著者名:古野まほろ
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 光文社(2015/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334769406

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内容説明

被害者の眼球をくり抜き、三人を殺害したシリアルキラー「眼喰鬼」が京都を震撼させていた。キャリア警察官・二条実房は犯人検挙を期して平安警察署の署長に赴任したが、その直後、二条を嘲笑うかのように平安署員が第四の犠牲者となる。「奴は我々を本気で怒らせた」。闇に潜む犯人に対して、二条と平安署の威信をかけた闘いが始まった。極上にして最強の警察小説、待望の文庫化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

37
二条さんシリーズ第二弾。犯人は覚えていたけれど、話の落ちをすっかり忘れていて。それはどうかと思う!最後の審判以前に、それは人としてやっちゃいけない。二条さんシリーズはホワイダニットに終始することに決めたのかな?外田警部のシリーズでもそうだったけれど、どう真相に辿り着くのか、何処に根拠があるのか。見落とさないように用心して読んでいるけれど、大体最後で「ああそう言えば書いてあったよそんな事!」な感じになります。もう一つは親子の情でしょうか。前作に続く父と子の物語。これで復習は終了。後は最新巻を楽しみに待ちます2015/07/18

ヒロユキ

23
導入部分、事件が動き出すまでが長いが解決まで読み終えるとその無駄のなさに驚く。いわゆるシリアルキラー的な犯罪者を特定、動機まで言及するのは凄い。まぁその動機を聞いてしまえば、京都人としては身をつままれるような話ではある。2015/08/26

なしかれー

11
シリーズ2作目。署長に任命された二条さん。説明要素が多くて、気が引けてしまっておすすめできない作品のひとつ。その説明は実はとてもフェアな姿勢のあらわれなのだけれど。。しかし、20代でこの経験。二条の精神力いったいどうなってるんだ。。2016/07/27

マサキ@灯れ松明の火

11
「鐘」から5年…二条さん初警察署長です。「アイ・イーター」なる連続殺人鬼との対決や如何に!?って…二条さん?2年以内に結婚するとの前作のお約束守っておられますが…やっぱり「未緒さん」を埼玉中央署から奪取して来ましたか!?確かに「和歌雄くん」のパパとママは、2人でないと務まらないですよね〜☆内務省のお父様と派手に喧嘩はしないようにお気をつけください。。二条実房さん(汗)2016/01/03

シアン

8
二条実房シリーズ第2弾。役職や階級などの説明が長く、登場人物の名前も難しいし、本題に入るまでは読みにくかった。でも、読み始めてしまえば、展開の早さについつい一気読み。終わり方はちょっと納得いかないけれど、そういうものと割り切ってしまえば、ありなのかも。2015/09/01

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