内容説明
最近のお江戸は物騒だ。夜明けに血を吸われたお嬢さんの死体が転がっていたりする。化け猫のしわざでは、と町人たちに疑われる雷獣クロスケ。しかしその昔、京都でも“吸血鬼”なる魔物が出たことが。まさかその“吸血鬼”が江戸に……? さらにお園に言い寄る謎の異国人や、ヘタレ仁科(にしな)に相棒が登場などなど、いつもの面子に事件続出! 花のお江戸を妖怪から守るため、妖怪改方の刀弥(とうや)たちは立ち上がる! (改題『雷獣びりびり?クロスケ、吸血鬼になる』)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みい君
4
染之助とこよりの最後があまりにも予想外でびっくり。ハッピーエンドを期待してたのにいー!仁科さん、すっかりファンになりました。仁科さんはただのヘタレではなっかたのね。クロスケちゃんは相変わらず可愛いかった。2018/11/09
みいやん
3
ヘタレの仁科のファンになってしまった。2016/11/28
olioli
1
シリーズ第2段。 今回は吸血鬼や妖かし斬り師なんて職業の人も出てきます。 気になるクロスケも成長している…気がします。2016/08/04
みゆき
1
切ない終わり方だった。でも、この後どうなったんだろうって続きが気になる終わり方だった。今回は後半から仁科さんが主役のような気がした。2016/06/16
きまたよ
0
人と妖怪が同居する江戸。奉行所にもあやかし取り締まり舞台が存在する。クロスケは、取締方の未亡人が経営する妖怪が料理人の居酒屋の娘の飼猫。普段は子猫でも実は雷獣という強い妖怪の子(ピカチュウみたい)。この巻では、西洋からやってきた吸血鬼の悲しい恋が描かれる。生きるためには血を吸いたいが、吸うと好きな女性が死んでしまうという矛盾。物語は唐突に終わる。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、結末はコミック版にありますよ。2016/02/27