芳文社コミックス 壊れた仏像直しマス。 2巻

著者名：芳家圭三【著】

芳文社（2015/09発売）

• ISBN：9784832233218

内容説明

突然消えた父に代わって「はなぶさ美術工房」を守る「仏像修復師」の龍之介。最初は反対していた兄弟たちも、いつしか団結し、充実した日々を送っていた。しかし、思わぬ分岐点に各々がさしかかり…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アーチャー]

仏像修復師の仕事も、描かれたドラマも１巻目より深く、そして面白くなってます。特殊な世界を描いてるだけに、読者をかなり選んでしまうかもしれませんが、私はまだこのマンガを楽しみたいです。

2012/11/13

[美周郎]

「千年前から使っている材料は何十年でどうやって壊れるかわかっている」これは凄い言葉だなあ。制作時の状態に復元することと、文化財として保護することは全く別なんだな、興味深い。

2020/07/11

[ヘムレンしば]

私自身、三人兄弟の末っ子なんで、最初にお金の問題でギクシャクした三人兄弟の話と最期の兄貴がいたおかげで楽している末っ子な話は、色々と納得する所がありました。ところで、親父がいつ戻っても良いようにと、工房を守る次男が、重要文化財の修復という夢のような仕事を諦めてしまうのは、どうなのかなぁ・・・確かに工房は家族の絆の要のようなもので、誰かいないとバラバラになってしまう気がしないワケじゃないけど。次男とお母さん譲りな性質のせいって事なんでしょうね。

2015/03/30

[ユイ]

衝突しがちな長男と三男の仲を無意識に取り持つのが次男。兄妹っていいですね。

2012/12/21

[cassyu]

一巻に比べて薀蓄度が高くなってきた分楽しく読めました。もっと掘り下げてくれて構わないですよ～♪　ただ・・・ ネタバレになるかな？彩葉ちゃんにはあきれました。

2012/09/15