芳文社コミックス 壊れた仏像直しマス。 1巻

著者名：芳家圭三【著】

芳文社（2015/09発売）

• ISBN：9784832232891

内容説明

天才仏師・英道吉が突然消えた。仏像の修復も請け負っていた彼が残した仕事を前に途方にくれる息子たち。しかし、次男・龍之介は工房を守る決意をし…。仏像のお医者さんである「仏像修復師」を描く再生の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[てつ]

神社仏閣、仏像に興味を覚え、手に取る。コミックを通じて、手軽に基本事項がわかるのでよし。仏像エピソードを題材に、家族のつながりが深みを増していく様は気持ち良い。日本人ならお釈迦様、菩薩観音などの由縁は理解していたい

2014/05/10

[アーチャー]

仏像修復師を主人公として描いたマンガというのが斬新に感じて購入。他の方の感想にあるように、まだ１巻目ということもあってか、仏像修復師の仕事が深く描かれていてないのは残念ですが、バトルや復讐を延々と描いたマンガより、私は本作のようなドラマを描いたマンガの方に安心感を覚えるのでありました。なので２巻目も読みます…っていうか同時購入しました。

2012/11/13

[釈聴音]

仏像修復師ものという、最近増えてきた「仏教系コミック」の中でも異色の題材の作品。ただ着眼点は面白いのだがキャラがどうも今一つ立っていない感。修復の現場をどの程度きちんと取材されているのかもわからない。主人公はあくまで狂言回しに徹し、各エピソードの依頼人側のストーリーを掘り下げていく方向が後半になって明確になってくると読んでいて面白くなってくる。

2012/03/14

[cassyu]

もっと「修復」メインかと期待してましたが＾＾；　ここの感想を読んでから購入すべきだったかな？

2012/09/15

[公路郎]

仏像の修理ですか。着眼点が面白いと思います。細かく、道修理するかなどは描かれていないのが残念だけど、ファミリードラマって考えたら、割と好み。

2012/06/08