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内容説明
パナソニック、大阪王将、アップリカ、日本能率協会、オムロンなどでも導入され、話題に。問題解決の手法としての「行為のデザイン」の発想は、時代をつくるビジネスマンに“気づき”の視点を授ける。
「行為のデザイン」とは、プロダクトやサービスを利用する人の行動に着目し、改善点を見つけてよりよく、美しく、使いやすくする手法のこと。
また、デザイナーだけでなく、商品開発に関わる開発者、技術職、営業職それぞれから専門知識やアイデアを発掘、共有することで開発スピードを上げ、画期的なサービスやプロダクトを生み出すことができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
104
むかしインダストリアル・デザインという分野があって結構日常に使う器などでの使いやすさとデザインとの融合を図るような本を読んだことがありました。比較的同じような感じのするものですが、最近の状況を取り入れての分析で面白く読めて今後の役に立ちそうな話がありました。ただもう少し図解的なものやインターネット関連の対応(スマホの画面とか)も入れていただければという気がしました。2016/11/24
けんとまん1007
44
デザインという言葉は、人によって、その捉え方・範囲がかなり違うと思う。ここでは、行為のデザインという視点で、思考が拡がっている。時間軸、行為の美しさ=行為を行う人の感情に寄り添うこと。行為・思考がストップしない、迷わない、誤った選択をしないなどがある。今、仕事柄、デザイン思考に関する情報を集めている中で出合った1冊。とてもよい視点を得た感じがする。2020/11/15
ゆまたろ
11
中では、説明しなくてもそうしたくなってしまうデザイン、アフォーダンスデザインが印象に残った。こういうデザインがもっと増えてほしいな。あと、駅の切符の自販機も、金額表示ではなく行き先表示に早くなってほしい。2016/08/27
かやは
10
デザインは、見た目の美しさだけが重要なわけではなく、そのデザインによって引き起こされる「行為」をいかにスムーズにするかということも大切である。日常生活のなかで生じる「やりにくさ」という「バグ」を「デザイン」によっていかに取り除いていくか、ということが豊富な例題を持って解説されている。デザインが必要なのはデザイナーだけではない。日常生活の行為でも、やり方というデザインを見直し改善していくことで生活がしやすくなり日々豊かに過ごせることだろう。2017/05/17
かわ
9
新しいプロダクトを作る時に必要な意見のすり合わせや、デザインをしていく過程で行うと効果的なワークショップの仕方について書いてある。(少しおもってたんと違う...) 表紙の開閉ボタンのデザインは早めに採用されてほしいな〜(上司・他フロアの方を押し間違いで閉め出した経験アリw)2020/10/09