光文社新書<br> 結論は出さなくていい

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光文社新書
結論は出さなくていい

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043247
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0295

出版社内容情報

数々のヒットを生み、現代社会の意識と無意識に斬り込む異色番組を開発し続けるNHKの異色プロデューサーによる逆転の発想法!

内容説明

『ニッポンのジレンマ』、『欲望の資本主義/経済史』、『人間ってナンだ?超AI入門』、『英語でしゃべらナイト』、『爆笑問題のニッポンの教養』…etc.NHKで異色番組を連発するプロデューサーによる、逆転の発想法。「強迫観念」「過剰適応」の時代を生き抜くヒント。わからなくていい、無理はしなくていい、番組は未完成でいい、ジレンマは解けなくていい…その真意とは??

目次

1 無理はしなくていい―至るところに道はある(プロデューサーは最後尾にいる;無理はしなくていい ほか)
2 ジレンマは楽しめばいい―下り坂の時代との付き合い方(「ジレンマ」との付き合い方;ジレンマは解けなくていい ほか)
3 企画が企画を生む―無意識を寝かせれば形になる(「考える」とは動きを作ること;「語学」であって「語学」ではない? ほか)
4 番組は未完成でいい―フレームの内と外から見えるもの(映像の物語とは何か?;断片をつなぎとめる ほか)
5 逆説こそ楽しめばいい―ポストモダンの逆襲(心と身体の二元論を越えて;ポストモダンとは? ほか)

著者等紹介

丸山俊一[マルヤマシュンイチ]
1962年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして美術番組、海外中継、ドキュメンタリーなどを手掛ける。NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。早稲田大学、東京藝術大学で非常勤講師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミヤトリ

5
著者の手がけた『ニッポンのジレンマ』や『欲望の資本主義』など、番組の切り口が好きで購入。混沌とし、移り変わりも早い時代だから考え続ける、試行錯誤し続ける必要があるということはその通りだと思う。「わかりやすい=良いこと」では決してないとは思うが、ただ色々と小難しく論じすぎているようにも思え、読み終えるのに苦労した。2019/08/23

乱読家 護る会支持!

5
「正解のない時代」と言われて久しい。。。 日本社会の低迷は、そもそも「正解がある」と考えた事にあると思う。 レールを外れる事、枠から外れる事、それを恐れる気持ちが閉塞感絶望感を生む。明日は明日で出たとこ勝負という感覚が必要。 そして、僕はやはり、「一旦結論を出して、行動していく人」になりたい。なんで、著者のこのタイトルには違和感がある。。。 至るところに道はある。降りる事を恐れない。この世の全ては繋がっている。沈黙の声から問いを立てる。恐れず、畏れよ。ジレンマは、楽しむものであり、解けなくていいなど2018/05/15

デューク

5
NHKのディレクターとして様々な番組制作に関わった筆者による、「結論」を出さない思考法とは。 「ニッポンのジレンマ」「英語でしゃべらナイト」「Jブンガク」など、幅広く、かつ他にはない切り口での数多の番組を手がけてきた筆者。そんな筆者の発想法は、「わからない」状況でもがき、それを楽しむこと。その「ジレンマ」を潜り抜けないと、新しい世界は見えてこない。 エッセイのようであり、評論のようであり、自伝のようであり、それら既存の枠組みに当てはめれない、不思議な一冊である。すすめ2018/03/14

sekkey

4
ネット記事がきっかけで手に取る。恥ずかしながらそれまで著者の存在を知らなかった。NHKの『英語でしゃべらナイト』他多数のヒット番組を手掛けた辣腕プロデューサー・ディレクターで本書は書下ろしのような思いのままを綴った形になっている。企画した番組はキッチリと計画されたとおりには進まず、スタッフ同士の意見の衝突、想定外のアクシデント等で頭を悩ませ考え続けながら「未完成」もしくは進行形で作り上げてきたと言う。ポストモダンについての丸山さんならではの記述など哲学的な視点・考察も満載。結論は出さず、問い続ければいい。2024/05/06

takao

3
ふむ2024/03/05

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