内容説明
イタリアに進攻する連合軍機甲部隊を突如ドイツ軍新型戦車が襲撃した。ソ連の技術を飲み込み強大化するドイツの脅威に憂色を深める連合軍。窮地に立たされた米軍は戦局を一挙打開すべく、メジュロより機動部隊を出動させる。連合艦隊は戦力を結集してこれを邀撃、硫黄島上空で熾烈な航空戦を繰り広げるも、米軍の意図は別にあった! 「サウスダコタ」「インディアナ」を中心に編成した別動隊をルソンに派遣していたのだ。それを察知した海軍は「金剛」以下四隻の戦艦で迎え撃つ。暗夜に轟く水上砲戦の軍配は果たして――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おそばやさん
2
次回、マリアナを巡る戦いで、日本軍は戦術的勝利を収めるも、戦略的に挫折。6巻目で、アメリカ戦略航空軍と日本軍の空戦。7巻目で、一大艦隊決戦の末、講和。という流れが、今のところ、見える。2015/10/21
うめうめ
1
アメリカの戦略が想定外であったけど、民主主義の戦争という切り口の戦略が妙に説得力がある。 B29がじりじりと迫ってくる。戦略爆撃にさらされる前になんとかしたいが手がなくなってきた日本。以外とどっちも時間がない。2022/05/03
YS-56
1
どちらも勝利を主張する今回の戦い。どちらがより益を得たのでしょうね?2015/08/24