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内容説明
魂を人形に移されてしまった絲子は願う。元の身体に戻りたいと。しかし、それを拒絶するかのように、かつて絲子だった身体は笑い出した。母であるドブメを救いたいと願うすずめ。呪われた過去に縛られながら生きる空木。それぞれの思惑が錯綜するなか、絲子の夫・冬弥が動く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
14
KindleUnlimitedで。ついに動きだした御山の子。目的はまだわからないですけど、中々きつい展開ですね2022/12/29
十六夜（いざよい）
11
なんという急展開。村の出身にしちゃあ冬弥が何も知らなすぎるな〜とは思っていたが、裏切り者どころか元凶だったなんて。空木と椿の回想はなかなかの見所だったと思う。ドブメになっても子を育て、死して尚子供を守ろうとした椿。胸に刺さるものがあった。冬弥によって壊されてしまった絲子はどうなるのか？2019/09/21
ひかる
4
空木の過去編に衝撃を受けていたら、ラスト近くの展開にやられました。絲子さんがどんどん幸せから遠ざかっていくのが辛いです。フクロウさんの正体も気になります。2015/09/26
もくもく
2
えー冬弥の考えというか、設定が予想外でビックリしました。2017/03/24
斎木
1
冬弥さんの行動にも言動にも驚きっぱなしの三巻。村の人々は御山の子に逆らえない。御山の子の傍に絲子さんに似ている女性がいたのはなんだろう。冬弥さんが絲子さんの身体が絶対必要みたいなことを言っていたのと関係があるんだろうか。絲子さんの身体に入っているのはなんなのか。空木さんが人間味があって好きだなと思った直後に冬弥さんに斬られるし生い立ちがあまりにも辛すぎるしせめてすずめと幸せになって欲しい。フクロウは何者なんだ。2021/08/04
