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内容説明
旧き良き時代に生きた少年たちの青春浪漫。名門旧制高校・持堂院へ入学した摩利とその親友新吾、そして学友たちの友情物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナ
7
離れたら見えてくるものもあるけれど。親愛と恋愛の違いが辛い。夢殿先輩は荒療治にも程があるよー。摩利がまた隙も見せられないくらい気丈に振る舞うしかなくなるじゃないかー。改めてどじ様作品では日本語が美しいなと気づかされる。2018/07/16
文句有蔵
3
それ以外に救う方法がないなら手段は選ばない。軽蔑されても、許されなくても、……これきり失うことになったとしても。この夢殿の思いに比べれば、嫌われたくない、失いたくないで精一杯の摩利の恋は我欲が先に立っている。否。夢殿が飼い慣らしていた獣欲を、口実を得て解き放ったと見るならば、我欲はお互い様。夢殿の方が老獪だっただけ、というだけのことなのかもしれぬ。見所は親という存在そのものや仲間からの信頼を含め、持っていたもの全てを失った新吾の今後。一時のセンチメンタルのような絶望の後、早くも立ち直っているのは流石(笑)2019/09/16
海
2
篝くんの存在は、コミックスで初めて知りました。雑誌で読み始めた時には、彼はこの世にいなかったのですね。しかし、もし学生時代に彼を知っていたら、確実に嫌いだっただろうと思います。当時の私には、理解不可能なタイプだと思うからです。今では彼の振る舞いを冷静に眺められますが、同情はしません。むしろ新吾に同情してしまいました。新吾と一二三ちゃんの出会いに、私が救われる思いがします。2012/02/25
manami_k
1
急展開の巻。どんどん面白くなってくる。お神酒徳利はどうなってしまうのか。摩利と夢殿先輩にはびっくりした…2013/01/16
ユキ@うろちょろ
1
古本屋さんで3巻のみ見つけて購入。24年組は全般好きだけども、やはりドジ様が話も一番好みだ。悲恋だろうがなんだろうが、どれを読んでもカタルシス。3巻では篝という美少年が摩利と新吾を引き裂こうと画策する。それにしても摩利が怖い。好きの反対は無関心てことか…2011/10/18