劉邦(下)

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劉邦(下)

  • 著者名:宮城谷昌光
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 毎日新聞出版(2015/08発売)
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  • ISBN:9784620108131

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内容説明

【宮城谷昌光作家生活25周年記念作品】

天下をめぐる項羽との決戦は、最終局面・垓下(がいか)の戦いへ――
楚漢戦争、ここに終結!


項羽軍は秦の大軍を撃破、最大の宿敵・章邯(しょうかん)を下す。
一方、秦王嬰(えい)は劉邦に降伏、劉邦は秦の都・咸陽(かんよう)に入る、待っていたのは酒と美女であった。しかし、関中(かんちゅう)への入り口である函谷関(かんこくかん)を閉じた劉邦に反感を抱いた楚の軍師・范増(はんぞう)は、項羽に劉邦を討つことを進言。事態を把握した劉邦は鴻門(こうもん)に赴き、項羽に謝す。
項羽は西楚霸王と名乗り、劉邦を巴、蜀、漢中の王に封じた。劉邦にとっては「左遷」である。
項羽と天下を争うことを決意した劉邦は、韓信を大将に登用し、関中への兵を挙げる!
劉邦は趙、魏、韓、燕、漢の56万の連合軍を率いて項羽攻略に向かうが、奇襲に遭い……。


「背水の陣」「四面楚歌」「左遷」……数々の故事成語が生まれた、中国史上最大の戦はついにクライマックスへ。


自らの信念を曲げ、項羽との和解を破った劉邦の真意とは? 
決死の反撃を繰り出した項羽の運命やいかに?  
二人の男がぶつかるとき、中華全土に閃光が走る!


「天がわれを滅ぼそうとしているのであって、戦いに罪があったわけではない」

 

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