内容説明
海外でも人気が高い、手づくりの竹のかごや器。
たったひとつの竹かごをつくるのに、日本の手仕事ならではの、素材へのこだわり、美しい伝統の手技が込められています。
また、意外な用途やシーンでも活躍できるのが、自然素材から生まれた竹かごの良さでもあります。
そうした魅力を、若手作家によるオリジナリティあふれる作品を通して伝えていきます。
本書はあらためて海外にも認識してもらいたいというねらいで、すべての解説に英語訳を付けたバイリンガルな書籍です。
日本の竹かごについて知りたいという方はもちろん、日本への観光客の皆様のお土産本として、また外国の方に日本の文化を伝えたいという方の参考本としても、使える1冊です。
目次
ニッポンのいろいろなかご 素材別編(青物-真竹/白物-真竹/角物-真竹/“いろいろな竹”のかご)/ニッポンのいろいろなかご アイテム別編(お出かけするかご/花籠)/竹かごの基礎知識(日本の竹/日本の竹の特性/竹かごに使われる竹/竹かごの各部の名称/竹かごの歴史)/竹材を用意する(竹を伐る/晒し竹を作る)/竹ひご作り/編組(編み方)の種類/編み方(四つ目編み/六つ目編み)