大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く

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大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く

  • 著者名:香月日輪【著】
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • 特価 ¥354(本体¥322)
  • 講談社(2015/08発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062931632

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内容説明

かわら版屋の記者・雀、今度の取材は西の魔都・大浪花。初めての長旅に心躍らせる雀と桜丸は、鬼火の旦那の手引きで、大浪花ただ一人の人間・修繕屋と会うことに。彼は雀をもとの世界に帰す力すらもつという。そのころ大浪花城には、雷と大波を呼ぶ神獣「雷馬」が街を襲うという報せが舞い込んだ。食い倒れの街でたらふく飯を食べ、芝居に驚き、旅を満喫する雀の運命やいかに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

88
大浪花ってまさに人間界でいう大阪だね。さながら台風の雷馬を見聞したく、雀はなんとか桜丸と大浪花に行くことが決まった。雪消ったら太っ腹!日吉屋の藤十郎と蘭秋がなぜ歌舞伎の道を選んだのか。偶然の2人の出会いがあり、菊五郎が人を見る目があったからこそ、2人の才能が開花できたんだね。また次元が無限にあるからこそ、もう一人の鬼火の旦那がいた。その修繕屋って『下町不思議町物語』の高塔ですと!こういうコラボが嬉しいな。そして魔人と術師のおかげで雷馬の直撃を回避。大浪花見聞録もきっと売り切れ御免となることでしょう!2018/12/09

雷華

53
再読のはずなのに内容がごっそりと抜けてました。今回は、大江戸を飛び出し大浪速が舞台。最初はいってみたいな~というぼんやりとした希望だったがあれよあれよと言うまに大浪速取材が決まり、しかもそこに大浪速の一大事が絡むと言うからさぁ大変。そして、鬼火に瓜二つの修繕屋(人間)が出てきて雀が過去と向き合い大きな決心をします。大浪速行きもなにもかも、これまで雀が育んできた縁がなせる技。ラストにはまた一段と成長した姿を見せてくれる。本当にこの子はいい子で可愛い。いつにも増してよく食べる今回もどれもこれも美味しそう。2015/09/12

た〜

43
著者紹介の最後が(悲)閑話休題、この著者の特徴でもある飯テロ場面だけれど、過剰に盛り込み過ぎて話が進まない。雀の決意の章、ではあるけれど前記の訳でなんとなくそうなってしまった感がある。2015/08/20

キャラメルベイベー@道北民

36
大浪花にはおいしい食べ物がいーっぱい、雀の大浪花見聞録みてみたいなぁ。2015/10/31

トモココ

34
雀、大浪花へ行くの巻。この後、香月先生の作品が読めるのか心配で、なかなか読み始められなかったシリーズ、第5弾。読み始めたら、一気読みでした。大浪花のちっちゃいオッサン(将軍)や鬼火の旦那にそっくり?な修繕屋も登場し、にぎやかです。美味しいものもてんこ盛り!まだ、続編も出るとのこと。安心して香月先生の世界を楽しめますね。2015/09/12

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