サボテンの娘(3)

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サボテンの娘(3)

  • 著者名:桐原いづみ【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 双葉社(2015/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575846461

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内容説明

1986年の名古屋郊外を舞台にしたホームコメディ、いよいよ完結編。「サボテンの娘」こと小学6年生の優子は、幼馴染みの青木くんが好きだと自覚する。ところが、親友の真由美ちゃんも青木くんが好きで、ささいなトラブルから絶交してしまうふたり。卒業式までに仲直りできるのか?そして、別の中学へ進学する青木くんとの関係は…?年越し、ファミコンブーム、バレンタインデー、卒業式と、昭和の風景をバックに、名手が少女の揺れ動く心を精緻に描く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西嶋

7
絵がきれいで、心温まるストーリーの、素敵な小品。ただ絵のイメージと時代設定に違和感あったり、登場人物の顔が描き分け切れてなくて誰が誰だかわからなくなるとことか残念だったけど、総じて、読んで良かったと思える作品でした。2017/02/20

エピクト

3
出てくるアイテムを見てると読者のターゲットは私よりかなり若いオトナってところか。懐かしいよりついこないだ感が強い(笑)。それでもノスタルジックで古き良き感じが出てるのは舞台になっているのが結構田舎の街だと言うのが名古屋の描写で良くわかった。こちらの頭の中の時制とカッチリあったのである(笑)。絶妙な設定と思います。懐かしい日常モノとして楽しめましたが、正直、もう少しエピソードにインパクトが欲しかった。2015/07/30

イーダ

3
小学校卒業時って、人生の半分は小学生なんですよね。この作品を読んでると、「小学校」って当たり前の日常で、ずーっと小学生でいるみたいな錯覚があったりしたのを思い出します。好きな子が出来たり友達とケンカしちゃったり親やおじいちゃん、おばあちゃんがウザく感じたり。でも大事なものばかり。そーゆうものを上手く描けた作品だったと思います。作品通じて一番のお気に入りキャラはチカちゃん。キレイでかわいくてカッコイイお姉さん。いいですねー。2015/07/11

おじ

2
1986年甚目寺 登場人物達の青春エピソードより、ご当地ネタに徹してほしかった。名古屋に映画観に行ってそのまま栄行くとか、思考回路が完全に自分だった。甚目寺駅が今とあんまり変わってなくて意外・・・こいつらバック・トゥ・ザ・フューチャーをリアルタイムで映画館で観れたのか。うらやましい2015/09/10

YS-56

2
完結。この様々な経験が、後に良い思い出となるのでしょうね。2015/07/14

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