内容説明
十手を預かる愛宕(あたご)の丑松は、商家の主が毒殺された事件を調べている。怪しいのは桶師の鬼三郎。法で裁けぬ悪い奴らを懲らしめる裏の顔を持つという男だ。彼を怪しいとにらんだ丑松は、鬼三郎を問い詰めるが、埒があかない。そして親分筋の紋三に相談を持ちかける。同じ頃、医師の清庵が、いわくありげな往診に連れて行かれたと、紋三に相談にきて……。江戸を守る岡っ引たちの活躍を描く。(大江戸痛快捕物帳)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆ〜や
2
出版社をまたがけて発行されたシリーズ。その巻毎に紋三の紋三配下の18人衆と呼ばれる岡っ引き達と相棒(?)が違うという趣向。関わる人間が変わると事件への関わり方も少し変わってくるので、色々なパターンを読めて面白かったです。2015/12/20
沼田のに
1
割合都合よく話が進んでくタイプの本だ。「梟与力」なんてもう少し面白かったような気がしたけど。5/102017/01/17
Masayoshi Arakawa
1
20160410108 主人公もんなか紋三には「十八人衆」という18人の部下がいる、少くとも18話、組み合わせれば無数の話が生まれる!流石!井川さん。2016/04/03
のんぶぅ
1
紋三の門弟/十八人衆が、出揃うのは、いつ頃かなぁ、既刊の四巻までに九人を確認したつもりですが。読みこぼしがあるかも。桶師/鬼三郎が気にかかりますが。2015/07/04