内容説明
湯島天神下に住む桶師の鬼三郎には、法で裁けない奴らを懲らしめている裏の顔がある。ある日、訪ねてきた旗本から、素行の悪い男を葬ってほしいと頼まれた。しかし相手は、南町奉行の大岡越前守に朱房の十手を与えられた岡っ引の紋三(もんぞう)。十八人の子分を持ち、大江戸八百八町のあちこちで、悪い奴らをとっ捕まえようと目を光らせている。総じて評判の良い男だった。大江戸痛快捕物帳、出版各社合同企画でスタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
110
もんなか紋三捕物帳1巻。門前仲町に居を構え最中が好きで「もんなか紋三」と茶目っ気で呼ばれるが大岡越前守から朱房を与えられて、きりりとした貫禄ある親分で楽しく読めそうなシリーズですね。2016/04/27
はつばあば
44
今はお亡くなりになった俳優さんが大活躍の時代。おお~!大川橋蔵さんが蘇って登場かと(#^^#)。いやいや死んだ人はかえってきませんて。じっくり読ませてくれる短編集ですが、紋三さんよりワタシャ鬼三郎さんの方に目が行ってしまいました。たった1巻しか読んでいませんが紋三さんは既に大親分ですもの、夢がない。鬼三郎さんにはまだこれから棺桶屋としての・・私には未知なる世界を広げてくれそう(#^^#)。2022/07/20
Masayoshi Arakawa
3
20160203108 登録するのを忘れていた。本邦初?の数社相乗りのシリーズの始まり。でした。2016/02/03
沼田のに
1
色んな出版社から出版されて出版社ごとに相棒が異なるシリーズという事で出版社の意気込みも相当のようだけどあんまり面白いとは思わなかった。釣鐘に針金でぶら下げられての殺人がどんなだかイメージできないし、姉弟だとか親子だとか他人だとかなんかゴチャゴチャでよく分んなかった。酔っ払って読んだせいか?5/102017/01/16
Naoto Watanabe
0
紋三と鬼三郎の名(迷)コンビが実に面白い。2023/02/05