内容説明
元高校物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎は、平刑事なのにその卓越した捜査能力から所轄署内では署長に次いでナンバー2の扱い。「第二捜査官」の異名を取っている。ある日暴力を苦に夫を刺して取調中の女性被疑者が担当の刑事とともに忽然と姿を消した。数日後ふたりは青酸カリの服毒死体で発見される。未曾有の警察不祥事に、神村は元教え子の女性刑事西尾美加と捜査に乗り出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
51
うーーーん、読みにくい。面白くなかった。アンソロジーの中でも思ったけれど、やっぱりダメでした。あだ名と本名が入り交じるから、会話がわかりづらい。元物理教師という神村のキャラもうまく機能していないと思う。分厚いわりに、裏もなく、残念な読書でした。2016/02/28
キキ
32
あらすじを読んだ限りではもう少し楽しめると思っていただけに若干期待はずれでした。設定は面白いけれど、登場人物のキャラをいまいち生かしきれてないというか…その上、結構沢山の人が登場するから分かりにくかった。結果、全て仕組まれた事というのもまぁよくある話なので、可もなく不可もなくかな(^^;2015/10/18
み
29
う~ん、アンソロジーで読んだ時は面白かったんだが(^-^;この作家さんの他の作品は楽しめたのにね。ちと残念なり。2016/03/14
ヨーコ・オクダ
18
DVに悩んでいた妻が夫ともめて刺してしまった…という女性とその取調べをしていた警察官が署内から失踪!数日後、某アパート内で心中っぽい状態の遺体となって発見される。なかなか今までにない設定よね〜なんてワクワクしながら読んだものの、イマイチその世界に入り込めず。ミステリのネタはすごく凝っててしっかりしてる一方、探偵役のキャラの軽さが浮いてしもてる感じ。元高校教師とその教え子が警察という同じ職場に居て?その元教師と署長がモンちゃん、カンちゃんと呼び合う仲で??うーん。シリーズを追うごとにしっくりくるパターンか?2017/02/03
tom
12
「撃てない警官」「出署せず」がなかなかのものだったので借りてきた。しかし、この本の謎解きは、いかにも取って付けたような説明に終始している。ついでに、語り手の女性刑事のセリフが間抜けな合いの手という感じで、面白くもなんともない。残念本。2016/01/10
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