内容説明
青眼の力が視せた「未来」の中で、紫理は――遥貴と戦おうとしていた。遥貴への想いとは、相反する未来……。しかも、抑えこんでいた疫鬼に紫理の身体は侵食されつつある……。闇の力に満ちつつある京の町を救うため、動き出した二人。迦楼羅と右大臣との運命をかけた決戦の先に待つものは!? 今は仲間も、愛する人もいる…! 涙と誓いの完結編!! 甘々(ドタバタ!?)スペシャル番外編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
粋
2
とうとう完結。ハッピーエンドでよかったよかった。最後の戦いがちょっと物足りなかったけど、終わりよければ全てよしです。亀の出番が少なくて残念。2017/11/13
TAMA
2
私だけの取り方かもですが、小説って、登場人物が勝手に動き出してと作家の思うようにはならなくなっていく。そうなるとものすごく面白いものになってる気がします。それを手綱を取って終わりまで持っていく。これそういう意味で惜しいなと思う。あれ、なんか文章で押し切られたなってところ。2015/07/02
bulbul
0
紫理、遥貴、雅光清光兄弟と迦楼羅らの事情がぎゅっっと詰まった一冊でした。遥貴が拗れるかと思ったら紫理の頑張りで…vv とてもせつなく愛に溢れた完結でした。おまけの三夜でいつものワイワイが戻ってて微笑ましかったです。2015/04/04
マチ
0
どうやって紫理が遥貴のもとへ嫁ぐのかと心配してた。迦楼羅の人として生きていた時の切ない出来事には同情しちゃうけど、彼はこんな憎しみに凝り固まってしまうことなんて望んでなかっただろうになぁ。何はともあれ2人が幸せになれて良かった良かった♪2015/04/03