内容説明
青眼の力で視た「未来」の通り、口づけを交わした紫理と遥貴。お互い認め、惹かれ合いながらも、紫理は初めての感情に戸惑っていた。一方、京の町は禍々しい空気に包まれつつあり……モグリ陰陽師の失踪事件が相次いでいる。胸を痛め、ひとり夜の京の見回りを続ける紫理。そんな中、葵祭が近づくにつれ怪異の続く桟敷屋に、二人は恋人のふりをして潜入調査を試みることになって――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
7
シリーズ二作目。互いに想いを伝え合った事で両想いになった紫理と遥貴。少しまったりした感じになるのかと思いましたが、モグリの陰陽師失踪事件から紫理の中の疫鬼を刺激する事態になり、不穏な展開になってきました。そして読んでいると色々違和感を感じるこの作品。一番気になるのが現代的な会話。まるで平安時代を継続したまま現在に至るという設定なのではと思うような文章が少し気になりました。2019/11/28
紫鈴
7
読むのに時間が掛かった。どうも文とキャラクターと絵が合ってない気がする。特に髪型がねゲームみたい。遥貴の酔いに任せた本気モード、邪魔をした目玉たちが憐れでかわいい。両思いになったはいいが、また青眼の予知が。☆32016/08/09
粋
2
切ないね。そして最大の敵登場ですか。どうも話の中の迦楼羅のイメージとイラストが一致しないのは私だけだろうか。話は面白いけど、もっと亀と玉女に活躍してもらいたいな。次回にとってあるのかしら。2017/11/12
とも
2
遥貴のキャラがイマイチ絵柄と一致しない(笑)2015/02/10
マチ
2
すこし2人の間が進展?気持ちを伝えあうことが出来て良かったけど、敵も正体を現してきて目が離せない。2015/02/08