内容説明
幕末の時代を、ホームレスにも似たボランティア僧として生きた良寛。人をうらむな、うらやむな。追い求めるな、こだわるな……。師の遺した詩歌や手紙を現代文で紹介し、心穏やかに生きるヒントを授ける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
46
世のため人のために奉仕する生き方をした良寛の多彩なメッセージが綴られてる。これで満足だとしることが本当の豊かさ、無事であるほど幸せなことはない等当たり前のことだが現代に通じるメッセージが含まれてる。又読書について言及しており、読書の効用は問題意識を広げたり深めたりすることができる、そして作者の言葉であるが目前にいない人と対話できる、亡くなった古い時代の人の考え方を知ることができる、生活や文化が異なる外国の人の物語も読むことができる、共感できる内容です。2013/10/13
かず
21
良寛とは、江戸時代後期、越後国の禅僧です。名筆家、歌人としても有名です。出雲崎町の名主の跡継ぎに生まれながら、当時としては遅い22歳にして出家し、備中国の円通寺にて12年修業、印可を受けます。しかし、住職にはならず、出雲崎からは遠くない国上寺(現燕市)の庵を借り受け、托鉢僧として生きるのです。本著は全国良寛会の重職の方が書かれており、一般者向けの読みやすい本です。良寛さんのように自由に生きたい人にとって、良い道しるべになるのではないでしょうか。老境での貞信尼との恋が一層魅力に花を添えます。2020/06/27
れこやん
3
良寛の人生論というより良寛ファンクラブ会長の人生論かな、主に読んでいる小説が読み疲れた時に少しだけ読む感じで細切れにでもわかりやすい内容でした、なんとなく気になったので手にとった本ですが、良寛を気軽に知るにはいい本でした、ただ自分が今このような自己啓発な本を望んで無いのか心には響かなかった、時期が悪かったかも、一応読んだよ。2016/08/23
Hiroki
1
mybook ★★良寛そのものでなく、著者松本市壽さんの良寛観への反発がそこここに2020/05/08
0363
0
再読2016/05/31
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