atプラス 11

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atプラス 11

  • 著者名:atプラス編集部
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 太田出版(2016/01発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778313029

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内容説明

【特別対談】
・中沢新一+國分功一郎
〈原子力の時代〉から先史の哲学へ――グリーンアクティブと新たなエコロジー運動

【特集】帝国としての中国
・柄谷行人
〈世界史の構造〉のなかの中国――帝国主義と帝国
・大塚英志+與那覇潤
中国化する日本/近代化できない日本――愚民と結社
・安冨歩
ユーロ危機と通貨の階層性――中華帝国の貨幣史を踏まえて考える
・丸川哲史
現代中国の空間編成――毛沢東の遺産

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

4
久しぶりに中沢新一を読んだがやはりよかった。気になったフレーズをメモ。「原発はこの太陽エネルギーを化石という『媒介』を経ずに、直接資本制システムの内部で作り出そうとするという意味で、『贈与』の次元を完全に切断するもの」2012/02/23

小鈴

4
雑誌なので論文一つずつ感想を。古市憲寿「2012年のコミューンたち」。絶望の国の幸福な若者たちを書いた著者の論文というかエッセイ(感想文か!?)。私は小難しいことを地に足につかず語る論客より、チャラくても自分の言葉で語る人の方が好きなんだが、古市氏はいま岐路なんだろうな。テーマはいいんだが、チャイのをこれからも芸としてやっていくのか、チャラい文体でも深く広がりのあるものをかけるかどうか。都市社会学的にやりたいなら中間集団研究的にフィールドワークすればいいし、社会論としてやっていくなら是非とも見田宗介を読み2012/02/23

小鈴

4
いつもの水野和夫買い。これだけでも1300円の価値のあるインタビューでした。水野和夫さんは、生真面目な性格が災いしてか単行本だと鬼のように注をいれてよみにくいのだが、講演会やインタビューものは、簡潔で分かりやすいのでおすすめです。ちゃんとした感想は後日にて。2012/02/21

mym

1
普段買わない雑誌を読むと世界が少し広がる。2012/02/09

ハンギ

0
寄稿者の豪華さに思わず手が伸びた。「思想」などの硬い専門雑誌に比べるとインタビューや訪問記が多く読みやすい。一流の人を呼んで柔らかいものを作っていくという戦略なのかもしれない。太田出版にしか出せない味だと思う。僕は安冨歩、與那覇潤、水野和夫、園良太の意見が好きだった。注目を浴びている古市憲寿もすごく読みやすい文章を書いてくれる。園もそうだったが、若い人は小難しく考えないので、取っつきやすい。中国の特集ということであるけれど、上っ面を撫でるような右翼論壇誌に比べて何倍も情報量があると思う。 2012/04/11

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