角川文庫<br> 九十九怪談 第六夜

個数:1
紙書籍版価格
¥616
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
九十九怪談 第六夜

  • 著者名:木原浩勝【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041025987

ファイル: /

内容説明

誰もいないアパートの空き室で次々に起こる怪異を紹介し、シリーズ最恐とささやかれている「港区のアパート」。その後日談をはじめ、本当にあった実話怪談集第6弾。すべて本当にあった話です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

43
「淵」不可思議なものに対する子供の純粋さが際立つ。「男の子?女の子?」おばあちゃんの知恵袋みたい。「紀州犬」動物にも祟りがあるんだね。「再会」いじめを恨む気持ちはわかる。「願掛け」神様に『合格しますように』と頼んではいけないと言われた事を思いだした。正しくは『実力が発揮できますように』とお願いすべきなのだと。「将棋」相手は誰だったんだろうね。「成人式」ちゃんと見守ってるよって言ってるような気がした。2020/12/18

みくろ

22
九十九怪談、第六夜。今回はあまり怖い話も印象に残る話も少なかったように思う。どちらかというと親であったり祖父母であったり、身近な人が何か伝えようとして現れるという話が多かった。親戚含め交流のある人が亡くなるという経験をまだした事がないので、いくら家族でも死んだ人が現れるなんて怖くないのかな?と思うが、これを読む限りはそこまで強く恐怖を感じる人は少ないようだ。個人的には「来客」「家系図」「NG」「温泉旅館」「二階」が怖かった。「港区のマンション」も今後もまだまだ何かありそうな感じですね…天井にいる男、怖い。2015/05/28

緋莢

21
アメリカからやって来た女性が奇妙な体験を重ねた「港区のマンション」。「第四夜」で紹介されたその話には、まだ続きがあった。女性がアメリカへと帰った後も、そこに住む人、訪れた人は恐怖体験をする事になり・・・ 2017/11/07

クナコ

15
前作まで読了済で本書初読。これまで通り、短い話をオムニバス形式で九十九話並べた実話怪談本。本書では後半、第四夜にそれまでの形式を無視して唯一写真付きで収録された、とあるマンションの空き家の話の後日談が数話に分けられ収録されている。事象そのものは他と比べそれほど恐ろしくないが、前回の取材段階よりも怪異が深化している。怪異の原因が故人の無念だとするなら、その当人はすでにいないわけだから起きる事象が進行するというのもおかしな話だ。故人の無念が現世に生きる人の影響を受けて深化する。まるで小野不由美の「残穢」だ。2018/08/09

ぎん

11
うーん、今回はあまり怖くなかった気がするな。2017/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9734600
  • ご注意事項