角川文庫<br> 九十九怪談 第三夜

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角川文庫
九十九怪談 第三夜

  • 著者名:木原浩勝【著者】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041003312

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内容説明

累計100万部を超えた「新耳袋」を受け継ぐ、現代百物語の新スタンダード。シリーズ第3弾となる本作には、友人の家に住みついた「弟みたいなの」など、日常に潜む怪談を99話収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

137
木原浩勝さんの現代百物語の趣向の「九十九怪談」シリーズ第三夜ですが、最低2頁とすぐに勝負がついてとにかく軽い話が多いですね。でも逆にそこが作者の良さなのかも知れないなと思いますね。読後に深刻な気持ちになって後を引き摺る事がないのはある意味でありがたい事だなと思いますよね。『銀行』は客が順番待ちのある席に座ると霊に後ろから肩を叩かれるという話。『影踏み』は影踏みをしようと言った途端に一人の男の子が泣きだす。僕できない!何と男の子には影がなかった!『出産』は死んだ母親の遺影が自ら移動して娘の出産を祝福する話。2020/04/29

坂城 弥生

51
家族の話が多かった。子供の夜泣きに悩まされてる時にお母さんが助けてくれる話が好きだった。2020/12/06

p.ntsk

49
シリーズ3冊目。今回は動物ものやドッペルゲンガーというか生霊系の話が多かった気がします。印象に残ったのは1話目『借り』。「三百年前の借りは返した」ってどんな因縁だったんだろう。このシリーズは1話見開き1ページくらいの分量でもの足りなさは感じるけど煽りやへんな解釈がないのがいいです。[共読反映の為登録] 2019/08/04

急いで突厥

27
夏が来たのでホラーを読んでみた第18段。 シリーズ第3段。 今回は不思議系の話が多く、あまり怖くはなかったけど、しっかり2日に分けて読みました。2015/08/26

田中

19
恐いと言うよりも不可解な事象の体験記。日常の中で一瞬に起きた出来事である。21話「墓参り」は、帰り際に突然あたりが暗闇に包まれてしまい死者の嘆きを目にするのだ。体験者自身に亡霊を引きつけてしまう力があるのだろうか。41話「アナウンス」は、ライブホール内に突然流れた会館案内の音声。ところが、聞いていたのは20数人のメンバーと関係者だけ。謎のアナウンスはお客にもスタッフにも響かないのだ。薄気味悪い謎の音声現象である。87話「出産」は、亡き母親が娘の出産を案じて、遺影が病院に現れる【日本の夏は、やっぱり怪談】2025/07/22

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