河出文庫<br> 四万十川 第2部・とおいわかれの日々に

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河出文庫
四万十川 第2部・とおいわかれの日々に

  • 著者名:笹山久三【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 河出書房新社(2015/05発売)
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  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309403298

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内容説明

姉さんが、友だちが、里を離れる日が近づく。人々を川から追い出すものへこみ上げる哀しみと怒りをかかえながら、少年あつよしは移りゆく季節の中に、大人への一歩を踏み出していく。映画・テレビ化された感動のシリーズ第二部。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

押さない

3
このシリーズは 読むととにかく無性に田舎に行きたくなる。川で仕掛けをしたくなる。山を走り回りたくなる。日本の四万十川の自然描写が気持ちよく広がっていく。友人思いで相手の為に泥を被る、言葉にするのが下手でうまくいなかいところは相変わらずのアツ。カッとなり強気に出る、女子との変化で成長を感じる。一番悲しく寂しく思うのは悲劇よりも、姉との距離を隔てた別れというところに、昔の人々の繋がりの重さがわかる。2022/08/13

ぺーいち

3
四万十の少年アツ、小4。大人社会の不可解さと自我の目覚めの萌芽に、妙な胸苦しさを覚える日々。「無邪気」の魔法が解けつつある少年の内面が心に痛い。2010/07/09

obst

1
 主人公あつよしは、少しずつ大人になっていく。でも、大人になるってどういうこと?永遠の問いなんだよね、きっと。2012/09/22

kayak-gohan

0
小学校高学年になった篤義と太一、長尾との交流を中心に描かれているが、最後は彼らとの別れ、姉との別れがなんとも切ない。2012/10/15

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