角川文庫<br> 落葉の虹 留守居役日々暦

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角川文庫
落葉の虹 留守居役日々暦

  • 著者名:吉田雄亮【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2015/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041029350

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内容説明

横須賀藩の留守居役・高田兵衛の許に、藩士の中沢が妻女と中間の男を斬ったとの知らせが来た。中沢が婦道の罪で二人を処断したというのだが、兵衛には腑に落ちない点があった──。書き下ろし時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

61
留守居役日々暦「落葉の虹」3巻。(いまを見据えて、その上で、先を読むのが商いだそれも二年先三年先のことではない半年先、浮世がどうなっているのか人の好みがどう変わっていくのか見極めていく習性を日頃から身につけるよう・・・)商家の義父から教えこまれた言葉を留守居役にも活かし活躍する高田兵衛さん安定感がありますね。2016/02/20

はつばあば

47
穏やかで上司の受けも部下の受けもいい。佐吉親分とも巧くいってる。だけど気になるんです。婦道の罪で嫁と小者を切った中沢、鞘当で悪さをしたのも横須賀藩の者。監督不行き届きとまでは言わないが・・兵衛の影で始末する者の数が増えてきているような気がしてストレスでも溜まってきたのかなと😅。いやいやそれだけ武士ややくざの民に対する横柄さが酷くなってきたのでしょう。留守居役の役目を終えてはやくお美津さんと一緒に暮らしたいでしょうね。姉様の次男坊!早く大きくなっとくれ(^^♪。2024/10/13

onasu

14
留守居役てのも、時代小説のサブカテゴリーか。中でもこちらは、商家に育つも、故あって武家にという異色の三作目。  副題で気付いたので、設定が記憶にあるか心配したが全くの杞憂、いつ秘した剣捌きがあるか、許嫁との仲はどうかと、直ぐに載せられた。  別の作品でも思ったが、サブの要素がいい案配で添えられていると、一作品で二度美味しい。その意味で、二話目などは養家での困り事にも平行してあたるという離れ業。  にしても、このリーダーシップで、あたるのが女と金絡みばかりとは…。下世話なのも悪くはないが、次作は本務かな。2015/07/26

ごへいもち

10
次も読もう2024/12/25

あかんべ

7
理想の上司っていう姿の、兵衛。同じ若旦那と呼ばれるのに、壮吉とえらい違いだ。町人として育ってきた割に、留守居役のときに、その影はちらっとも感じさせない。2015/06/23

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