内容説明
岡っ引き繁蔵の旧友である木戸番が闇討ちにあった。人に怨みを買うような男ではない。原因は繁蔵、それも父・左門の仇捜しにあると淳之助は睨み、探索を始めた。繁蔵の壮絶な過去が明らかになるとともに、ひとりの下手人が浮かび上がる……。はたしてその者は左門の仇なのか!? 好評シリーズ第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
95
駆け出し同心・鈴原淳之助「霧降の朝」4巻。父左門殺しの容疑者を4名迄絞り込んだ淳之助さん更に前進、茜さんと勢津さんへの思いが気になりますね。2016/09/04
カバン
9
繁蔵の過去に関わる犯罪を追うことで、息があうようになってきた、淳之介と繁蔵。女の戦いも起こりそうな予感で、次の巻が楽しみです。2014/12/22
高橋 (犬塚)裕道
5
星3.5。面白かったけどあと一巻で問題の事件は解決するのか?疑問である。解決するとすれば駆け足だろうなあ。2023/11/16
ナツメッグ☆
4
一気に読了。しかし父左門殺しの真相に近づきそうでなかなか明らかにならない。著者の「じらし作戦」かな。じらしといえば茜と勢津のダブルヒロインの扱いもじらせてくれますね。ところで、淳之助くん、勢津の手作りの鯛のあら煮は美味しかったかな。2013/11/16
めにい
3
こわもての岡っ引きの過去というなかなか面白い筋立てなのに、どうも甘い。18歳の主人公にしては淡々と事件が解決に進むところも今一つと感じられてしまう。2015/03/07




