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内容説明
今だから話せる、あの裁判の真実の姿! 前作「法医学現場の真相」から4年、袴田事件をはじめ、再審の末に逆転無罪となった事件が続く中、数々の裁判に関わってきた著者が、冤罪の真相、司法の問題点を説き明かす。進歩を続ける最新技術「DNA型鑑定」の落とし穴とは? さらに頻出する痴漢・ワイセツ事件裁判の現状も。 [本書に登場する事件] ・袴田事件 ・東電女性会社員殺人事件 ・足利幼女殺害事件 ・布川事件 ・福井女子中学生殺人事件 ・飯塚事件 etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
eirianda
12
DNA型鑑定について、過去の再審事件の諸々。結構いい加減な鑑定人や雑な証拠の扱い、あと警察のストーリーに沿った鑑定など。色々資質を問われる仕事だなぁ。科捜研など予算が足りないと、以前読んだ本にあったのを思い出す。それより著者が自分や他の裁判官、警察官の勲章の授賞云々にこだわっているのが、なんとも人となりが滲み出ていて、文章に起すのって怖いと思いながら読んだ。2016/05/13
hikarunoir
5
文系体質に理系的整合性がかみ合わない上での人材不足、著者も含む法曹関係者の功名心が、法廷を正義から乖離させていると露呈。2016/11/21
Mikarin
5
近年のDNA鑑定の進歩で(今や数十億、或いは天文学的な確率に一人)という所まで絞り込めるようになった。だが、一方で艦艇試料の紛失、取り違えなどの問題点を提起している。しかし、ある裁判官で、冤罪で無実の人間を死刑判決にしておきながら、後に別の裁判官の再審裁判で無罪になりながら後日、勲章をもらい、返上しない者いるのは(実名表記あり)カバーに書かれてある通りだと思われる。2015/08/03
さとちゃん
4
証拠の採集と保全、そして開示の問題が根っこにあるのでは? というところでしょうか。文章は読みにくいですが、この分野の第一人者の目から見た刑事捜査と裁判のあり方、として読むとおもしろかったです。2016/06/22
skunk_c
4
法医学の権威が書いたもので、DNA鑑定のあり方、証拠保存、刃物による創傷の鑑定の実際など、興味深く読めた。また、無罪推定の原則を重視する証拠主義を貫く姿勢には感銘を受けた。しかし、自身が鑑定に関わっていない事件について、写真入りでマスコミでの発言について言及するなど、「売名行為」まがいの記述はいただけない。部分的に読みにくい文章や、「的を得る」などの誤記を含め、編集に問題が多いと感じた。2015/01/17
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