内容説明
【この電子書籍の中身はコミックではなく小説です】
聖杯によって召喚されたサーヴァントたちは、自らの在り方に従って聖杯戦争へ挑む。 アサシンは己のジレンマと対峙しながら、ライダーはかつて世を統べた者ゆえに、 そしてバーサーカーは聖杯戦争を止めるために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
15
91年次の聖杯戦争での分岐点に当たるであろう今巻は、バーサーカーのマスターである來野巽と、ライダーのマスターの伊勢三玄莉が登場します。破綻に繋がる幾つかの綻びが見え始めた今巻ですが、現状まだブリテンの復興の夢が捨てきれず愛歌を諭す事が出来ずにいるセイバーが、どうPVでの愛歌との聖杯云々の話を経て、あんな結末にて聖杯戦争を終わらせる事になるのか、これからの過程が気になる所です。他にもキャスターの独断で行われた巽に対する所業がアサシンをどう行動させるのかとか、まだまだ気になる点はありますが、次巻にも期待です。2015/07/26
なつきネコ
12
巽の善人な凡人とジギルの二人組の新しい友人感覚は良かった。この話はマスターとの話はすれ違いが多いからほっとする。アサシンのエロさはたまらん。彼女は寂しそうな姿はキュンとなってしまう。彼女と仲の良いマスターの話が見たかったな。さらに我が太陽王の輝気も素晴らしい。しかし、愛妻家の王様サバはあまりみないから良いな。嫁には触れたら死ぬなから話題は選ばないと。しかし、楽しみだった三騎を相手どる太陽王は見たかったな。他の陣営ももう少し見たかったな。この話は断片だから、そんな感想が常に出てしまうのが残念。2018/09/23
おすとりっち
10
アサシン、バーサーカー陣営、新旧(1次&2次)ライダー陣営に焦点を当てた1冊。この巻で新たに主人公として書かれているキャラ達が、マスターもサーヴァントも彼らの身内や友人も、皆魅力的で思い入れずにいられなくて、だからこそ、物足りなく思ってしまう。もっと彼らの物語を読みたいと思ってしまう。4巻が出るのは来年とのこと。真の結末までに彼らはどうなるのか、あるいはどうなったのか、はやく見届けたいと思う。2015/04/17
死屍発苦
10
うーんなんというかやっぱり話が断片的で上手く話に没頭できないなあ。後愛歌が好きになれないのもでかい。2015/04/13
龍田
10
バーサーカー陣営、ライダー陣営、アサシンの聖杯戦争。バーサーカーのマスターである普通の高校生の巽。バーサーカーと共に悪の儀式を止めるべく、正義の味方を目指す。友情・努力・勝利といった少年漫画らしいキャラだが、最期はあっけない。王者であるライダーの考えを変える伊勢三少年の聖者の気風。後の聖杯戦争のマスターであるが、愛歌を止めることは出来なかった。アサシンの実体化の白いワンピ姿は可愛い。確かに、こんな女の子がいれば男達は、イチコロだ。2015/04/05