内容説明
建築史家米山勇が17人の目利きとともに見所をわかりやすく指南。明治から戦後の名住宅の世界。
目次
明治時代の名住宅(岩崎久彌邸―ゲスト・藤森照信;松本健次郎邸―ゲスト・藤原惠洋;青木家那須別邸―ゲスト・岡田義治)
大正時代の名住宅(鳩山一郎邸―ゲスト・内田青藏;晩香廬・青淵文庫―ゲスト・河東義之;本野精吾邸―ゲスト・石田潤一郎;山邑太左衛門邸―ゲスト・梅宮弘光;山手西洋館―ゲスト・水沼淑子)
昭和戦前の名住宅(駒井卓邸―ゲスト・山形政昭;朝倉文夫邸―ゲスト 高島直之;朝香宮邸―ゲスト・吉田鋼市;細川護立邸―ゲスト・山口廣;日向利兵衛別邸―ゲスト・田所辰之助;原邦造邸―ゲスト・渡辺篤史)
昭和戦後の名住宅(井上房一郎邸―ゲスト・松隈洋;スカイハウス―ゲスト・中川武;ヒルサイドテラス―ゲスト・小野正弘)
資料編(用語解説;建築情報;施設情報;クレジット;略歴)
著者等紹介
米山勇[ヨネヤマイサム]
建築史家。1965年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員、早稲田大学大学院非常勤講師、日本女子大学非常勤講師を経て、現在、東京都江戸東京博物館研究員。博士(工学)。日本近現代建築史、江戸東京の建築・都市史を専門に活躍している。日本銭湯文化協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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OKKO (o▽n)v 終活中
4
著者講義受講に備えて購入 ◆各地に残る名住宅を明治、大正、戦前、戦後の四期に分け、それぞれ最も相応しいパートナーを選んで共に探訪し分析 ◆当然ながら戦前までは富豪の住宅が選定され、さらに建築家を軸にした選定のためいわゆる洋館が取り上げられるわけだが、「時代別編集」と「一建築家一ケース」の縛りによって、そのときどきの日本の住宅モデルの頂点が見えてくる。囚われつつ囚われず。対象を住宅に絞ったことで、他の芸術分野と異なり機能美・空間美を特質とする建築芸術の文脈がより一層明示されているように思う ◆写真が秀逸!2014/04/13
インテリ金ちゃん
1
皇族、大富豪の名住宅は、庶民にはあまり役に立たないかも。2014/02/15
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