内容説明
【この電子書籍の中身はコミックではなく小説です】
奈須きのこが綴った「Fate」の原点を、「Fate/Grand Order」にシナリオで参加する桜井光と、イラストで参加する中原のコンビで描くスピンオフノベル! 1991年に起きた聖杯戦争の、アーチャーとランサー陣営が中心に描かれる。マスターとの契約、そして沙条愛歌の思惑によって翻弄されるなか、英霊としての矜持を垣間見せる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつきネコ@たくさんの本に囲まれてご満悦な化け猫
14
読了後、君はステラができるのか。そんな問が浮かぶ。アーラシュは爽やか。弓主従は同僚カプみたいでいい。しかし、静謐ちゃんとアーラシュが最初に会えば救われていたのでは、と思ったがアーラシュハーレムになるだけか。二部二章後だとジグルドとブリュンヒルデの二人のシーンはロマンチック。なおさら二人とも迎えたくなる。しかし、無課金はキツイ。オジマンディアス。三騎士相手の活躍は凄まじい。要塞を持ってこれるオジマンディアスは強いんだな。タツミも死んでも影響を残した静謐ちゃんを苦しめ、静謐ちゃんはどこにいくのが気になる所。2018/10/16
まるぼろ
12
さてFate/Prototypeの前日譚第4弾です。今巻の主役はアーチャーであるアーラシュ・カマンガーとマスターのエルザ・西条、ランサーであるブリュンヒルデです。が、今巻でも愛歌の掌の上での出来事だったようですが…。エルザについては聖杯への願望もあってか、非情になり切れない切嗣と言った印象を受けました。アーチャーが英霊であるより英雄然としていたからかもしれませんがやり切れない物を感じました。ランサーはもうマスターや愛歌がいた事自体が不運だったんだろうな、と。次巻が最終巻、どう物語が終結するのか楽しみです。2016/05/16
さくら餅
11
FGOで毎回お世話になってるアーラシュさん。本当にカッコ良すぎてステラせるの今後躊躇しちゃう(でもやる)。マスターとの関係がどう見てもカップルです。ありがとうございます。そしてブリュンヒルデのジグルドへの愛の深さや強制的に他の男を愛させられる葛藤がとても良かったです。2部2章でジグルド出てきたから尚更感情移入してしまいました。出来ればもう少し掘り下げて欲しかったな。二人ともFGOの我がカルデアにお迎えしたい!2018/10/18
不見木 叫
9
4巻はようやくランサー陣営とアーチャー陣営がメインとなる。ブリュンヒルデの話が読みたくて蒼銀を読み始めたので、悲惨なものであっても物語に浸れた。ナイジェル・セイワードの「感情のない男が感情を操る霊薬を作る」というコンセプトと、終盤での英雄の素質の覚醒に惹かれた。アーチャー陣営もアーチャーの奔放な英雄像が垣間見れることとエルザさんが好みのキャラだった。2018/12/31
こよみ
8
アーラシュやブリュンヒルデが中心のストーリー ナイジェルさんが最期に見せた姿が好きアーラシュとエルザの書き下ろしにやられた... 次で終わりらしいが寂しくなるな ところでここまでやったら本編もやりますよね2016/04/17