内容説明
霊、霊能者ブームには、どのような歴史的背景、文化的背景があるのか。「霊」にまつわる伝承や土地をさまざまな視点から探り、日本特有の霊性についてとことん語り合う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
4
幽霊とかオカルトよりももうちょっとカチッとした、霊性、精神性についての対談。とはいえ、そこは相手が鎌田東二なので、中身はなかなか濃いし、霊的感覚が満ちている。五木寛之が夜中に仁徳天皇陵に忍び込もうとしたエピソードは、なんてことない内容なのだが妙にハッとした。どうせこの二人でやるならもう少し危ういオカルトに足を突っ込んでもよかったんじゃないのって気がするけど、諸宗教や日本史に宿る霊性を掘り出そうとする好対談だった2012/02/28
さるぼぼキング
0
全体的に割と軽い印象の内容だったかな。 明治期以降の国家神道によって排除されてしまった神道のある種ドロドロとした負の側面と、各地の土俗の多種多様な祝祭儀礼と混成した神道を復活させるべきという点に納得。2012/05/23
メガネ
0
大学時代に講義を受けたことのある「神道ソングライター」の名前があったので買ってみた。ただそれだけの理由。(笑)200名ほどの学生たちの前で般若心境を唱えさせたあなたのこと、一生忘れません。(笑)2010/03/06
Jagrass03
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相変わらず鎌田東二は妖しい。しかし対談の内容は興味深かった。2010/02/03
銀ちゃん
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あまり読後に印象は残らなかったね〜2010/02/10