内容説明
「いのち」は「息の道」。生命活動の根幹にある呼吸に意識を向け、心身に良い息づかいを探る。長生きとは、長息であること――。ブッダの教えや座禅にも込められた体験的呼吸法に、元気に生きるヒントを探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃんけん
1
”生きづらさは息づらさ”はなるほどと思った、意識しないと呼吸は浅くなりがちなんだよね、腹式呼吸など中々続けるのは難しい。最近で言えばロングブレスなんかも同じ類なのかもと思った。2014/07/21
あとむ
1
普段何気なくしている息の大切さ面白さを対談形式で進めていく。話しが仏教、医学、ヨガなど幅広く取り上げているがわかりやすいので読みやすい。息を題材にしてるので考えやすく、今まで知らなかった分野のことを知れるので、ためになる一冊だ。2014/02/06
monotony
1
作家と禅僧の息に関する対談。少し本題からは脱線している感じもしたが、7章の対談は面白い。病院は病気を診るところではなく病気を作らないところにすべき。老眼を衰えと考えるのではなく、年齢に応じた変化と考える。いい年して細かいこと気にしてんじゃねぇ!ってかんじ。この考え方好きです。2013/05/02
とし
1
五木寛之と、作家で禅僧である玄侑宗久が、息について対談するという、呼吸法研究中の私にとってウハウハな内容。色んな本読んでても、やはり仏教的、禅的なところに言及しているものが非常に多い。日本人の呼吸、という事であれば、最終的にここに行き着くのであろうか。大事なのは、「吐いて、吸って」という、日常の一呼吸一呼吸を大切にする事。このような結びで終わるこの本は、呼吸のあり方に留まらず、その心構え、ひいては死生観、生き方の心構えを示してくれる。まさに、「長生きは長息」を地でいく一冊だ。2013/01/05
としき
0
最近、呼吸とか睡眠というテーマに敏感に反応する。無意識の世界、自覚のない世界だが、この二つは命の根源とも言える生命維持装置なのだ。睡眠については、食欲・性欲同様の欲望だが呼吸はそうではない。死なない限り与え続けられるものと思っているが、これを意識のなかにコントロール出来るようになれば肉体的にも精神的にもプラス作用が働くようになる。この本では禅問答のように書かれているが、実際にこれという決まった呼吸方法があるわけではない。そこは各自が体験のなかで自分なりの”息”のコツを探していかなければならない。2015/11/30
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