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内容説明
昭和22年、地図にも載っていない存在するはずのない島で、次々と島民が殺されていく。そもそもこの島は何なのか? ブロスコミックアワード大賞受賞の傑作ミステリー! 堂々の完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
43
最後の犠牲者は…そうなりましたか。南雲さんをそうさせたものは嫉妬?敵討ち?よくわかんない(ー_ー;)「ミツの島」が今もどこかにあったら怖いなぁ…2016/05/04
hydrangea
20
哲学的な解釈と、4巻で上手く纏まった展開に、4巻読了後に再度一気読みをしてみた作品です。「蜜の島」というタイトルの割には、その影響があまり感じられませんでした。巻末に収録された瀬里沢のスピンオフ作品が面白いので別シリーズとして読んでみたい気もします。2015/05/05
yoo
13
なかなか唸ってしまうようなオチ。漫画のミステリーという枠なら最上の作品かもしれない。巻末にあった読み切りみたいなかたちでこのシリーズを続けてくれるとありがたいんだけどなあ。2015/03/27
トラシショウ。
12
ミツの童歌の暗示から島に眠る信仰、火山の噴火の予兆に気付いた瀬里沢の避難警告を、島から排除する悪行と見なした島民達が彼と南雲に襲い掛かる。迫る追っ手と噴火のリミットの顛末の果て、瀬里沢の辿り着いた「想像の物語」と言う名の「真相」が語られ始める。奇妙な因習と風俗の支配する島での連続殺人、人の「死」と「心」を巡る物語はこれにて完結。見えなかった「動機」、理解出来なかった「見立て殺人」等の理由が理解され見える様になる、無秩序な犯行ではなく明確な理屈に根差したものである事が鮮やかに腑に落ちる(以下コメ欄に余談)。2015/11/14
RE:PIRO
11
最終巻での謎、伏線の回収のしかたが抜群にうまい。ホラーサスペンスの良作だと思う。この作家、あらたに「マッシュルーム」という作品を書き出したけど、そちらも是非観てみたいと思う。四巻という決して多くない巻数で、凄い濃密な内容の作品をみれたきがする。金田一シリーズとかのノスタルジックな雰囲気が好きなひとには是非読んでほしい漫画です。2015/03/31