内容説明
地球軍人型機動兵器パイロット、コテツ。エースと呼ばれていた彼は、最後の任務を終えた瞬間、異世界に召喚される。そこはドラゴンが闊歩し魔物がうごめき、魔術と科学を合わせた巨大なロボットが存在する世界だった。コテツは名誉ある召喚者エトランジェとして、人型機動兵器SHに搭乗して戦うことを要請される。しかし、地球での最後の任務を終えたコテツは燃え尽きていた……最初は戦うことを拒否するコテツだが、機体のAIを担う少女・あざみや専属メイド・リーゼロッテとの出会いを通して、徐々に変わっていく--「小説家になろう」発、大人気ロボットファンタジー、ついに登場！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
7
なろう版は未読です。地球軍のパイロットでエースだった望月虎徹は、火星との戦争での最終局面で人型機動兵器にて刺し違えて任務を遂げたと思われた矢先に異世界に召喚され…と言うお話です。SHの設定があざみ含めて某モーターヘッドをよりロボットっぽく、ファティマをより人間らしくしたものなので割りと理解は早かったのですが、どうにも世界観と言うかしっかりしたロボットの設定に比べて、そのSH以外中世と言う感覚がイメージしづらくて少し難儀しました。でも終盤になるに連れて徐々に面白く感じられたので、次巻も買おうかと思います。2014/12/18
サエズリ割津
5
ロボットのパイロットのコテツが最後の任務を終えるとそこは異世界で…という話。異世界召喚もののお手本に則ってロボットものと掛け合わせた感じでなんというか全体的に描写が薄いという印象を抱きました。AIのあざみやメイドのリーゼロッテとの出会いで燃え尽き症候群のコテツが再びエースとして立ち上がるところはまあよかった。次もあるので読みます。2018/02/17
アカイトモ
5
アムロがシャアと決着をつけてお星さまになる寸前にバイストンウェルに召喚されてオーラバトラーに乗るような話。でも主人公機はモーターヘッドで主人公はキリコもしくはヒイロ・ユイみたいな性格。さらに獣耳、人造人間ってかファティマ、ツンデレ、王女とラノベちっくなヒロインがぶち込まれています。こんなごちゃ混ぜなのに話はそれなりにまとまってる不思議。まあまだ魔術についてや各国の力関係などわからなかったり語られてない事がいっぱいあるんで、続きも読もうと思います。2015/03/07
優@低浮上
4
モンスター文庫はやはり面白いw異世界に、ロボ。無愛想なコテツが主役。明らかに強いことが分かるけど無愛想だから感情があまり感じ取れない。でも、戦闘しているときのコテツはとても生き生きしてる。回りに女の子がたくさんいて羨ましいが…。興味ないらしいし。 前に習った宇宙空間から違う宇宙空間にほこり１つ移動すると移動する前の宇宙空間の中の星が一個ぶっ飛ぶらしいw 例としてコテツが自分の住んでいた宇宙空間から異世界の宇宙空間に転送されたとしたらその住んでいた2016/11/03
真白優樹
4
最後の任務を終えたエースの主人公が異世界に召喚され、再びロボットに乗り戦うお話。・・・やっぱりエースは機体がついてこれないこそエースだよな・・・でも悲しい生き物なんだけど、この世界観だと。空っぽな人間であるコテツはこの世界で理由や信念を見つけることができるのだろうか。理由があれば、守りたいものがあれば、約束があれば戦える。果たしてそれは本当なのだろうか。 なんにせよ、次巻も楽しみである。2014/12/01
