死と彼女とぼく めぐる（３）

著者名：川口まどか【著】

講談社（2015/02発売）

• ISBN：9784063408157

内容説明

ひとりで子を育てることに疲れ、アルコールに依存していく母。体にひどい傷を負い、希望を見失う少女。死んでからも人をうらやみ、呪い続ける死者。すべての苦悩する魂に杏子（きょうこ）は語りかける。「生きること以上の幸せはない」と。感動ヒューマンホラー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

死者は、なんらかの悔いを覚えているからこそ、生者の前に姿を現すのだろう。杏子もそうであれば、それに対するジダイナもそうだ。しかし悔いは、死者の特権ではないはずだ。もちろん死者と生者の間には、大きなラインがあるのは事実だが、その悔いを通して、対立だけではなく、共感も生じるはずである。死者も人間であるのだから。

2011/02/08

[える]

フェミニンかわいい。

2013/12/12

[たすき]

愛し方の方向性か……

2011/07/01

[天鈴]

ちょっと難しくなってきたかなぁ。最初のシリーズみたいな雰囲気が好きだったからちょっと残念。でも決着もなんとなく近そうだね。最後に少しだけあった番外風の話しがよかったです。

2010/09/18

[パン吉]

愛は大事。

2010/09/17