内容説明
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享保7年(1722)、江戸幕府は財政の困窮を理由に、諸大名へ一万石につき百石の割合で米を差し出すよう命じた。世に言う「上米の制」である。八代将軍徳川吉宗の治世が揺らぐなか、当代一の蒔絵師と悪名高い検校が相次いで殺害された。事件の背後には、未曾有の不況に対する市民の憤懣に乗じて幕府転覆を狙う者の姿が見え隠れする。御用取次・加納久通より、「目安箱改め方」に任じられた想身流柔術の使い手・竜巻誠十郎は、二つの殺害事件の真相とクーデター計画の黒幕を探る。政で救えぬ人々のため、天涯孤独の侍が江戸を奔る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oyai
2
感想は図書館で借りてきたシリーズ読んでからまとめてw2013/09/18
miyuki
1
このシリーズは突然襲撃されることが必ずあってドキドキするけど、やられることはないから安心して読める。だんだん黒幕と近付いてきた。2014/01/17
だいゆー
1
敵の動きが…2010/04/01
三田主水
1
姿なき殺人者の、盲点とも言えるトリックなどは面白かったのですが、前二作に比べるとミステリとしても人情ものとしても…前二作にあった、主人公のひねりの効いたお裁きがないのが残念2009/11/09