新潮文庫<br> 城塞(上)

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紙書籍版価格 ¥990
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新潮文庫
城塞(上)

  • 著者名:司馬遼太郎【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 新潮社(2015/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101152202

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内容説明

「豊臣家をつぶす」──“関ヶ原”から十四年、徳川家康は多年の野望を実現すべく、大坂城の秀頼・淀殿に対して策謀をめぐらす。方広寺鐘銘事件など、つぎつぎと打ち出される家康の挑発にのった大坂方は、西欧の城塞をはるかに凌ぐといわれた巨城に籠城して開戦することを決意する。大坂冬ノ陣・夏ノ陣を最後に陥落してゆく巨城の運命に託して、豊臣家滅亡の人間悲劇を描く歴史長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

191
大阪城攻防戦は小さい頃、どきどきしながら、読んでいた。もちろん家康は悪者で真田雪村は英雄だった。だが、今になって思うと当たり前の戦いだったのかもしれない。大阪城のはかない運命を飽きさせることなく描いてくれている。2010/07/31

レアル

135
今年は大坂冬の陣400年ということで読んだ(ちなみに来年は夏の陣400年)。この本は、大坂城を舞台にした大坂冬の陣、夏の陣を描いた作品。関ヶ原の戦いで三成に勝った家康は天下の野望を実現すべき、豊臣家に対して策謀をめぐらす。太閤亡き後、大坂城は女の城であった。公卿のように育てられた秀頼は飾り物で実権は全て淀殿が握っていた。上巻から圧倒的な差を見せつける家康。まるで赤子の手をひねるよう。。そして人間の心理描写の素晴らしさ。司馬遼太郎さんの作品はやはり良い!2014/01/13

とん大西

127
司馬作品を読むたびにレビューに書いてますが、身体に溶け込んでくるような滑らかな文体は、やはり心地好いのです。…で、大坂冬の陣・夏の陣。滅びゆく豊臣家を描いた本作は徳川の間諜として大坂城に潜入した小幡勘兵衛の視点を軸に家康、淀殿、秀頼らの濃厚な群像劇となっていて…やはり面白い!今更ながら豊臣家滅亡の必然を感じ入ります。秀吉亡きあとの大坂城を栄誉の脱け殻と表現するあたり言い得て妙で…。淀殿が君臨するは世間から孤立した巨大な脱け殻。家康の策謀に成す術のない脱け殻の住人達。緩やかな滅びの悲劇に心奪われます。2019/06/15

壮の字

118
叔父である信長に攻められ小谷城落城=父と祖父自害。秀吉に攻められ北の庄城落城=母と継父自害。そして攻めた秀吉の側室へ。そりゃ精神おかしくなるわなぁ。淀殿が勘違いしてがんばっても家康に張り合うコマがいない。ここで三成を使いたかったかなぁ。余裕を持って総力戦を二回に分散させた家康がやはり覇者にふさわしいのだろうか...いや、まだわからない。さて背景は把握した。『中』では城に詰める英雄達が出てくるんだろう。まだまだわからない。(注)淀殿が茶々のころの話は載ってません。2015/11/16

金吾

97
○東西の画策が書かれています。やはり大阪方は淀君という愚かな権力者を賢いと思い込んでいるさかしらかつ感情的な女性たちが固めている状態なので戦略的視点は全然ないと感じました。関東方はあまりにも陰湿に感じますが、大阪出身の司馬さんらしい視点かなと感じます。また片桐且元の悲惨さはかなり印象的です。物語として面白い作品です。2022/01/01

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