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内容説明
奴隷国「日本」。1946年から1951年へ。
占領国「ショルゴール」に対してたった一人の反撃戦を戦い抜く異形の日本人「クロ」。男の拳が歴史を動かし、その神髄は赤い眼の少女「沙羅」へと引き継がれてゆく――。鬼才「押切蓮介」が重厚な筆致で描いた怪作、ついに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
11
完結。これ以上ないエンディング。もうだらだら続ける必要だけは本当に無かったと思うから。49話「鬼神猛け乱れ」の演出が素晴らしかった。アイアムアヒーローを彷彿とさせるがそこは押切蓮介クオリティ。一回目読んだときはさらっとなんだこりゃ早く読めてしまうなあと言う感じだったが、ふと思い立って読み返したときは、明らかに10倍くらいの遅さでページを捲っていた。本当に素晴らしい。そしてこれまた希望に満ち溢れた良いエンディング。まだ戦乱は収まっていないが、これからが完全に見える。一気に全6巻駆け抜けたなあ…良かったです。2014/07/01
yakinori
5
見開きページの連続が凄まじい迫力。最終巻にふさわしい演出。最後は駆け足なようにも思えるけど、いやなかなか読みごたえがありました。沙羅が恭子と房子の言葉を呟くシーンにはグッときた。2015/01/19
任世官(イエン・シーカン)
3
死ぬことはないと信じていた2014/04/28
ikki
3
完結。クロが使う一人称「己」【おれ】は二人称【おのれ】とも読めてルビを読まんと私に向けて言ってるんじゃないかとガンっとくるよね。物語の展開が回想シーンの一部にも見えて、でも濃密なので主体であると気づく。かっこいい。こんな語り口もあるんだわ。深い。まだまだ続編も番外編もありじゃないかしら。2014/04/27
オジャオジャ
2
クロ生きてたんかい!?とズッコけたな。クロ死すとも沙羅にクロの信念は受け継がれ生き続けると言うオチの方が良かったような。2021/12/29