ビヨンドブックス<br> バイアス - 意思決定に潜む罠

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ビヨンドブックス
バイアス - 意思決定に潜む罠

  • 著者名:グロービス経営大学院
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 学研(2014/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

ファクトがしっかり揃い、なおかつ経営学の知識や論理思考力があれば、人間は常に正しい意思決定ができるものだろうか?
じつは、ファクトがしっかり揃い、経営学の知識や論理思考力があっても、人間は時として間違った意思決定、行動をしてしまうものなのだ。つまり、それらは正しい意思決定や行動のために必要ではあるものの、それだけでは十分ではないのである。その大きな要因となっているのが、本書のタイトルでもある「バイアス」だ。
バイアスにはさまざまなものが存在するが、本書では主にビジネス上で重要となる、人間の感情や認知の仕方、思考のクセに関連するものを中心に取り上げている。これらのバイアスが時に“曇り”となり、合理的な意思決定や行動が阻害されてしまうのである。
人間である以上、すべてのバイアスから逃れることは不可能である。とはいえ、自らにこうしたバイアスがあることを知っておかないと、安易な意思決定をしてしまい、自身の立場を危うくしたり、会社の損害につながりかねないのもまた事実だ。あらかじめどのような落とし穴があるのかを知っておくことは、過酷なビジネスの現場を生き抜く上で非常に有効なのだ。
本書は、そうした観点から、ビジネスパーソンとして知っておくと有用と思われるバイアスをピックアップしている。

目次

思考バイアス ――その考え方の“クセ”に死角あり!
◆-1 連座の誤謬――悪い人間の言うことはすべて信用できない?
◆-2 生存バイアスの罠――ホントにそんなにうまくいく?
◆-3 確証バイアス――それはやはり予想された事実?
◆-4 現状維持バイアス――確かに楽かもしれないけど…
◆-5 不作為バイアス――やって失敗するよりは…
◆-6 アンカリング――その設定はどういう効果をもたらす?
◆-7 例外の撲滅――頭が固すぎない?
◆-8 正常性バイアス――そうそう大変なことは起きない?
◆-9 専門偏向――それって視野が狭くない?
◆―10 モラル正当化――他で良いことしたからって…
◆-11 異常値一般化の罠――それは全体像を反映している?
◆-12 透明性幻想――あなたのことを皆が本当によく知っている?
◆-13 「事実=認識」の錯誤――それは確かに事実かもしれないけど…
◆-14 単純接触効果――なじみの顔には甘くなる
◆-15 推理による記憶強化――それって当然、こういうことだよな
◆-16 アイソレーション効果――目立っているものは重要なもの?
ほか

 

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