将太の寿司２ Ｗｏｒｌｄ Ｓｔａｇｅ（１）

著者名：寺沢大介【著】

講談社（2014/03発売）

• ISBN：9784063545043

内容説明

「日本の寿司を殲滅しにきた」と豪語するフランス人寿司職人、ダビッド・デュカスが鳳寿司に現れた。旧態依然でガラパゴスと化した日本の寿司に比べ、世界ではSUSHIが急速に進化、発展、拡大しているという。佐治の息子、佐治将太は、ダビッドの作る寿司を見て、世界へ出ることを決意。金もコネも何もなくパリへと飛んだ将太は、美食の都で未来を握ることができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

…夫に先に取られました。バブル全盛期、贅沢三昧な時代に貧しい北海道の少年が成長していくのを描いた第一作とはまた趣が違います。きちんと取材されたうえできちんと描かれるグローバル化の必然性は情熱をこめて描かれていて、早く2巻が読みたい！です。…しかし佐治さん年取ったねえ…。

2021/06/30

[抹茶モナカ]

AmazonのKindle無料で読了。続編シリーズで主人公が息子、というパターンか、と思ったら、違う感じ。舞台はフランス。日本食ブームの筈なのに、本物の日本人の握った寿司が受け入れられない理由が知りたかったけど、種明かしは次巻の様子。

2022/01/04

[Riopapa]

佐治の息子がこんな奴とは。寿司も海外へ行くと別料理になっているから、伝統的な寿司では難しいかも。

2019/03/04

[万次]

個人的には「ミスター味っ子２」の出来が残念だったので不安でしたが、今のところ面白いです。まだ未熟な佐治の息子を主人公に据える展開が「上手い！」と感じました。完成された主人公だと転がっていかないですし。あとはフランスでは漁師さんが「活け締め」とかをしていないのでちゃんとした魚を手に入れることが難しいとかその辺りも描いていって欲しいです。楽しみ！

2014/03/21

[海之]

とうとうあの名作「将太の寿司」の続編が。主役はあの佐治さんの息子と将太の息子。しかし、2人とも自分の子供になんて名前を。何はともあれ、久しぶりの将太の寿司は面白かった。読み終わった後、ついつい柏手をうってしまった（笑）

2014/03/20