ガガガ文庫 女子モテな妹と受難な俺8

著者名：夏緑【著】/ぎん【イラスト】

小学館（2015/10発売）

• ISBN：9784094514582

内容説明

仏教徒の俺にクリスマスの奇跡が起こる！？

　“兄っちばなれ”を宣言したはずの妹・今日子だったが“兄っち充電”と称して、相変わらず俺にベタベタでちっとも離れない日々が続いていた。
　やめろ妹よ、ドキドキしてしまうだろうが……。
　そんなある日、俺は今日子が未だにサンタクロースの存在を信じていることを知る。これは、俺がサンタの代わりをしないといけないのか！？　真実を教えて、簡単に妹の夢を壊してしまうことに罪悪感を覚えた俺は、今日子がサンタにどんなプレゼントを頼んだのかを探ろうと凛世や緋影から情報を集めようとするが、まったくわからずに頭を抱えてしまう。そこへ終業式を終えた従妹のみかんが愛媛から東京へ遊びにやってくる。さらに姉から逃げてきたと語る小麦も加わり、なぜか日向家でパーティーが開かれることに。みかんVS小麦の今日子をめぐるバトルにヤキモキしていると、凛世から御剣家で催されるクリスマスパーティーの招待状が届く。
　そんなことより俺は妹のプレゼントを探さなくてはいけないのに……。
　クリスマスイヴの夜に、俺の身に何かが起こる！？ハイテンションラブコメディ第8弾、女の子たちのサンタコスがまぶしいって、俺はいったいどうなるんだ！？

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みどるん]

仏教という名の哲学を駆使してヒロインを選ぶ主人公。僧職男子である草食男子がみせる至高の思考から生まれた結論が最終巻に何を生み出すのか楽しみです。揺るぎない妙なうんちくが面白かった。

2014/05/12

[sskitto0504]

ついに兄離れ、妹離れできましたね。告白、そしてちゃんと断ってのラストはなかなかいい感じでした。残り1巻。終わりはどうなるのかな？？

2014/08/11

[シュエパイ]

クリスマスパーティと、告白と、決着と。あぁ、こんなところまで進んできちゃったか、と少しさびしく感じるのです。この本、誰かが誰かを思ってる雰囲気を感じるときに、すごく胸が詰まって苦しくなるので、大好きだったのですが……それでも、きちんと答えを出す彼は良いなと思ってしまったのです。私としては、こむぎゅうの子が好きだったのでさびしいですが・・・それでも、よかったよかった。あぁ、でも、これの続きってどんな物語になるんだろう？

2013/12/29

[1_k]

ルート確定してしまった。これで話に一応一区切りついたが、そろそろ終わりが見えてきたのか。

2013/12/23

[かぜやまごろろ]

色々と確定したので一瞬終わりかと思ってしまった。でも表紙やあとがきはそんな風ではないし。ようやく期待通りのルート入りしてくれたもののこのまま波乱なしというのも。妹もののラノベとしてはちゃんと家族もの感をだしているので極端なことはしてほしくは無いと思ったりもしますが。

2013/12/20