内容説明
一途な恋と波乱の幕開け…万葉ラブロマン!
恋人となり甘く穏やかな日々を送る真那と八尋。密かに結婚の約束を交わす二人だったが、時の権力者・恵美押勝の息子に真那が見初められてしまい!? 強引に我が物にしようとする相手に、過去の恐怖を思い出し怯える真那。立場ゆえに表立って動けない八尋は、ある決意を固めるが……? 「真那がどこにいても、きっと守る――!」一途に想い合う二人を襲う試練! 動乱の幕開けを告げる、万葉ラブロマン待望の第二弾!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sio
21
権力中枢でのおどろおどろしい陰謀に巻き込まれる手に汗握る展開 八尋が華々しく活躍するには身分が足りないんだよね 頑張ってます、真那 押勝はアレだけど東子だけは健やかで済むことを願って2014/12/15
まりい
21
物語が大きく動き始めた第2巻。どことなく漂うぴりぴりとした空気に不安が募ります。主人公カップルが安定してラブラブなのが救いです。真那の謙虚さが健気で可愛らしい。八尋のヒーローらしいかっこいい姿もみれてよかったです。ふたりには幸せになって欲しいな。続きが楽しみです!2013/12/08
りらこ
19
この時代の歴史上の人物がこんなに生き生きと動き回っているのが描かれているのは読むのが楽しい。恵美押勝は最後どうなるのかわかっているだけに、その傲慢さや横暴さが浮き出ている。でも私が習った時は道鏡が悪者だったから笑。八尋の器の大きさが心地よい。恵美押勝の息子がなんでも我が物にしたいと思う性格は、娘もそうなんだろう。私ならすぐ辞めたいのに、主人公は謀略のためとはいえ偉いわ。2021/11/09
絳楸蘭
19
八尋が格好よすぎる!真那もカワイイし!何事にも煩わされることなく幸せになってほしいんだけど、やっぱり権力者の近くにいるとこうなってしまうのね…。でも、真那の人柄で味方が増えていくのが安心材料の1つかな。これから益々いろんなことに巻き込まれそうだけど、八尋が側に居てくれるから、いいよね。 挿し絵が由羅さんで、某国物語を彷彿とさせられる。2013/11/30
葵@晴読雨読
15
主役二人は無事に結婚できるのかな?色々な人の陰謀がうずめきあっていて、次巻も気になります。2014/05/17