ルルル文庫<br> 沙漠の国の物語2 ~風はさらう~

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ルルル文庫
沙漠の国の物語2 ~風はさらう~

  • ISBN:9784094520316

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内容説明

大賞作シリーズ化!灼熱の沙漠で運命の決着

シムシムの使者の役割を果たした男装の少女ラビサと生まれ故郷の砂嵐の町を救ったジゼットだが、二人の前に砂嵐旅団の頭領カヤルの陰謀が…!美しい灼熱の沙漠を舞台に、恋と野望と友情のドラマチックファンタジー!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

8
読破。シリーズ化、と言うことでどう出るかと思ってましたが、今回はカタキ役との内面の葛藤なんてものも組み込まれ、キャラクターに人間的深みが見られる構成となっています。まぁ、相変わらずおちゃらけたポンポンと投げ合う会話もありますが、それも安定して読めるようになってきましたし。前巻が「シムシム」の樹が精神的バックボーンであったけれど、この巻からはそういったものがなくなる。その部分をどう補っていくかが課題かなぁ。このまま冒険と恋愛だけのファンタジーには、してほしくない感じなんですが…。2014/10/10

らじこ

5
ああ…相変わらず文章にばらつきがあって読みにくかったー。ラビサとジゼットが望む砂漠の未来も他人への想いも理想的だけど、力があって殺されない立場にいる恵まれた人間の綺麗事だね。その幼さと純粋さが身に染みてわかるからこそ、痛かった。ラビサの希望に溢れた言葉よりも、その甘さを割りきれない弱さがちらついて今回はイライラしちゃったなあ。同族嫌悪だけど。2013/05/06

入江大和

3
中々重い人間同士、集落同士の感情を巡って、難しい局面に立たされるラビサとジゼットの運命やいかに!でも、そこは少女小説ならではの解決方法でした。しかし、ラビサ、色々やらかしてくれますね(笑)2016/09/18

うささ

3
あれ?このお話結構好きなのに、一巻しか読んでなかった!しかも続きいっぱい出てる(>_<)ので続きを購入。2014/07/16

ヤモリ

3
1冊目が嘘のような甘酸っぱさ。1冊目がラビサの成長の物語で、今回は対決カヤル編って感じでジゼットのあれやこれやに一区切り。綺麗ゴトで終わっちゃってる部分と容赦ない部分が混在してるのが、アンバランスなような面白いような不思議な感じ。2014/04/05

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