内容説明
がんばらない。でもサービスシーンはある。
高校一年生から二年生に進学、新たなる学校生活が始まったささみさん。
引きこもり生活から少しずつ抜けだし……充実の学園生活を、と思いきや、クラスメイトで唯一の「お友達」、かがみに甘える日々。
そんな中、同じくクラスメイトで学級委員の蝦怒川情雨（えどがわ・じょうう）がクラス全員参加の「バカンス旅行」を企画。その旅行で情雨と甘酸っぱい関係になりそうなささみさん。でも、情雨は世界征服を狙う悪徳オカルト集団の首領ってこと、忘れてない?
水着に入浴にお○ん○ん、古代神召還と隠された神、そして世界征服……。女だらけのお色気学園ラブコメと神々の陰謀が同時進行でとにかくカオスな第４巻。
『私の優しくない先輩』が実写映画化された気鋭の作家・日日日（ほかに『狂乱家族日記』など）による好評シリーズ第４弾！
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろり - しろくろりちよ
36
『二年生編()あるいはアラハバキ編』スタート。進級して、二年左組。鎖々美さんと邪神かがみと、蝦怒川情雨(えどがわじょう)は同じ左組に。じょうちゃんが企画する『九頭流島で懇親会』、風邪を引いた鎖々美さんはたまの身体と感覚をリンクさせて、たまに自分の幻覚を被せての参加に。楽しい二泊三日の旅の裏で旧神「アラハバキ」が企む「唯一神」の計画とは…。じょうちゃんとささみさんは友だちになれたかな。ヤキモチ焼いてるかがみがかわゆい。アラハバキ編はまだまだ奥が深くなりそう。次はギリシャ神話で現代トロイア戦争、楽しみ。2013/04/06
KUWAGATA
32
ささみさんががんばらないのは、頑張るだけ頑張って、ある程度問題を解決してからのことです。ささみさんはとってもよく「がんばって」る。毎回思うのですが、前半のほんわかした雰囲気が後半一気にぶち壊されてしまうので、その落差にこちらのHPもざっくりと削り取られる思いです。そんな中でも優しい気持ちをなくさないささみさんは、やっぱりとてもがんばってると思うのです。次巻はずいぶん大掛かりな話になるようなあとがきによるとそうでもないような。不器用で優しい人と神々の物語がどんな結末を迎えるのか、見守り続けたいと思います。2013/01/15
ソラ
26
アラハバキ編突入。ささみさんは結構頑張ってると思う2013/02/10
Yobata
23
二年に進級するが、未だ友達はかがみ一人だけ。そんな時、クラスのリーダー的存在の蝦怒川情雨は九頭竜神社への懇談会を開くことき、情雨のおかしな秘密を知ってしまったささみさんは、しょうがなく参加する。しかし、情雨は以前登場した玉藻前が所属するアラハバキのリーダーでささみさんを倒し世界征服を企んでいた。けれど、前日に風邪を引いてしまい、たまに代役として行ってもらうことに。しかしバスは異界へ突入し…。そしてついに九頭竜が地獄から目覚め、世界を破滅させる？敵方の情雨登場。悪を貫き通せない17歳の少女で、→2012/06/15
KEI
23
購入。どこぞのセレブですか？この表紙の女性はww いやいや、満足した。第二部、アラハバキ編スタートとしては大成功なのではないだろうか？序盤から鎖々美さんとかがみの百合っぷりにニヤニヤ。そして、つるぎのエロさにニヤニヤ。普通に登場した情雨のツンデレにニヤニヤと、まさにそれだけの１冊と思っていた。しかし、後半のアラハバキの不穏が目立って来ると一気に加速した。一神教VS多神教、勝つのはどちら！？これは次巻にも期待せずにはいられない。2010/12/25
