ガガガ文庫<br> 月光のカルネヴァーレ ~白銀のカリアティード~ I(イラスト簡略版)

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ガガガ文庫
月光のカルネヴァーレ ~白銀のカリアティード~ I(イラスト簡略版)

  • ISBN:9784094510102

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内容説明

ニトロプラス最新ヒットゲームを大胆に踏襲!

ベルモントの人口は40万人。対して自動機械人形(オートマタ)はたったの2000体。それでもこの地は、世界一の人形生産地だ──。瞳は宝石。血は水銀。心は円筒(シリンダ)。骨董品の自動機械人形は人間と見紛うほどの外見だが、自由な心を持たない。人の似姿として作られた彼女たちは、主人の命令に従うがまま、踊り、笑い、演じ、抱かれるしかなかった。ベルモントの片隅で泥を舐めるような毎日を送るマフィア・アレッシオと、彼のもとに身を寄せた兄妹の自動機械人形──兄は男娼で、妹は気の狂った元娼婦。二人を操る謎めいた仮面の男、そして兄妹を奪うべく暗躍する人狼マフィア。彼らの目的はただひとつ、それは『復讐』! 人形に魂はあるのか? いま古都ベルモントを舞台に、人間と人形と人狼によるゴシックノワールが幕を開ける。

※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

峰山烽火

4
原作ゲームの知識0で読み始めたけれど、すんなり入り込めた。美しいイラストに対する、えげつない文章描写が癖になりそう。そこまで露骨に書いて許されるものなのか、と少し驚いた。続きも読みたい。2014/10/18

ろびん

3
ニトロプラスって文字列で身構えてたけど、うん、しっかりエログロでした……。2017/05/13

とめこ

3
面白かった!自動機械人形発祥の地・ベルモントを舞台に、出世できないマフィア・アレッシオが美しい双子の自動機械人形ノヴェラ&フォーラを預かった事から始まるゴシックファンタジー。原作はニトロプラスだけど未プレイでも全然楽しめます。序盤からダークで血なまぐさい世界観にどんどん引き込まれてしまった。弾丸の子供たちとアレッシオのやり取りが微笑ましくて好き。それだけにあの展開は悲しかったです。アレッシオとノヴェラとペルラさんが好きだ。動き出したオルマ・ロッサの人狼や、アレッシオと子供たちの行く末など色々気になります。2016/04/16

薄荷飴

2
ゲームは未プレイですが表紙に釣られて。J・さいろーといえばアレがアレな業界で有名ですがこうした血色の違うゴシック・ファンタジー的な作品もかけるとは驚きです。ベルモントの重苦しい雰囲気と人狼、オートマタといった設定がどうにもツボで、それでいてしっかりと見せ場を作っているのがいいですね。こういう作品がもっと世に出てくれればいいのにと思います。2013/07/01

ツナマヨ

0
原作に登場したものの、描写の物足りなかったペルラさんが重要人物として登場します。ゲームではエロスの欠片も描かれなかった彼女を補完するため読んだのですが、ゲームとは趣を異にする本作も、また純粋に引き込まれるものがあります。2012/12/06

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