ガガガ文庫<br> 月光のカルネヴァーレ ~白銀のカリアティード~ III(イラスト簡略版)

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ガガガ文庫
月光のカルネヴァーレ ~白銀のカリアティード~ III(イラスト簡略版)

  • ISBN:9784094510652

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内容説明

人気のゴシック・ノワール、ついに完結!

アジトに戻ったアレッシオと自動機械人形フォーラを待ち受けていたものは、見るも無惨な仲間たちの亡骸だった。狼男への復讐に燃えるアレッシオ。そして血だまりのなかで、フォーラの円筒がいよいよ覚醒し始める!

※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

薄荷飴

5
ゲームは未プレイですが、すくなくともこの作品からはダークメルヘンとしての世界観とエロとグロが両立する雰囲気がよかったとおもいます。おそらくゲーム冒頭につながるのであろう最後の一節がゲームの方も手にしてみようかという気にさせてくれます。ゲームの人物もほとんど登場しない前日譚とのことで、いささかマニアックな印象を受けますが逆に言えばこちらから手に取ることでゲームの敷居も低くなるのではないかなと思いました。2014/03/17

tenma

2
アレッシオとフォーラは二人が望んだ場所へ辿り着けたのだろうか。生き残ったニコロとそれに寄り添うペトラがノヴェラの新しい物語を紡いでくれることが救い。ただ、そこには双子の片割れはおらず、寂しい想いだけが残る。▼長い年月をかけた復讐の舞台<銀の城>は、主人公が登場する前に呆気なく壊れてしまい、直ぐに別の舞台へ書き換えられた。最後のアウトードロモでのフランチェスコとの死闘へと続く展開は見事。お互いの執念と愛憎のぶつかり合い、そして呪縛からの解放。このダークファンタジーはもっと評価されて良いと思う。2012/07/07

とめこ

1
めちゃくちゃ面白かった!人狼への復讐に燃えるものの仮面の男からの刺客に襲われるアレッシオとフォーラ。絶体絶命の状況でついにフォーラが覚醒し…な完結巻。仮面の男の過去やノヴェラとフォーラの生まれた理由や能力などが明かされ、多少詰め込みすぎな印象はあるものの文句なしの面白さでした。いやこれ面白すぎだろ。ラストのフランチェスコとの戦いは圧巻。最後の銃弾の使い方が最高に格好良くて痺れます。正気に戻ったフォーラもかわいかったな。ノヴェラとフォーラ2人の挿絵が凄く良かったです。本当に面白かった。原作も気になります。2016/04/20

十日

0
数年前に一巻と二巻を読んだため、ちんぷんかんぷんなところはあったけど、大まかなあらすじはきちんと覚えていたので、最後まで読むことができました。ニコロとノヴェラのその後が知りたいな……。つかフラン=チェスコかっこよくて結構お気に入り。だから色々と残念だった。2012/12/12

ツナマヨ

0
後半、物語が詰め込まれすぎて「えっ?」と思ううちに終幕。余韻も何も残らず、何だか生殺し感。全巻通して読んだ感想としては、個々のキャラクターはオリジナルも含めて魅力的ではあるけれども、いまいち物語に活かしきれていない。ペルラの登場自体も正直期待していたほどの活躍も描写もなくゲスト的な扱い。物語の重要人物があっさり死ぬし、アレッシオとフォーラも例に漏れず、当然のように死人扱い。紙数の問題もあったのだろうが、もっとそれなりの回想や余韻を残すような書き方があっても良かったと思う。2012/12/11

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