内容説明
孤高の鬼使い桐子に、思わぬ心の動きが…!
孤高の鬼使いで14歳の桐子は、魔物の襲撃を前に家人達に家を出るよう命じる。が、彼らは桐子の身を守ろうとし、桐子は少しずつその心を開く。不思議な青年・武見志郎も、いじっぱりな桐子の頑な心を飄々と包み…。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
36
「封殺鬼シリーズ・新章」「鵺子ドリ鳴イタ」第二巻。再読。十四歳の桐子が当主としてのつとめのために、歳相応の色々なことを諦めている姿が、なんとも切ない。その桐子の心に全く自然に寄り添うようになる志郎の描写がいいなぁ。聖と弓生の二人も安定の存在感(*^^*)。楽しく読了、そして次巻へGO!2021/12/04
そのぼん
18
また『人喰い』による被害者が出て、魔神や人喰いの謎が残る巻でした。武見志郎の出生の謎がわかったり、桐子が少し可愛く見えてきたりと、登場人物に感情移入しやすくなりました。2012/11/21
つみき
9
あんまり微笑ましすぎて、電車の中でにやにや……不審者です。不穏な事件が起きるし、ミキさんもあの状態では平和とは言い難いのに、すごく平和な空気がちょこちょこあって、本当に和みます。この顔でのり巻き、しかもユミちゃん、と必死に笑いを堪える志郎さんの気持ち、すごく分かるなぁ。2011/11/14
ぱんだ
5
志郎さんと桐子ちゃんが○○になる、部分的ほのぼのな刊でした(笑) そして話が一気に大きくなった感があります。2010/11/06
ときわ
4
再読2022/08/18