内容説明
陰陽師の系譜を継ぐ「鬼使い」桐子の運命!
人気の封殺鬼シリーズが、イラストレーターを変更して装いも新たに復活! 舞台は昭和初期。妖しいまでに美しい、陰陽師の系譜を継ぐ「鬼使い」神島桐子の運命を描く新章開始。東京と京都の本家同士の対立いかに?
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
35
「封殺鬼シリーズ・新章」「鵺子ドリ鳴イタ」第一巻。再読。作者さまが後書で、番外編ではなく新章です、と書かれているので「新章」です。神島桐子が当主となって四年後の十四歳の頃(昭和五年)の話。聖と弓生にまた会えました(o^O^o)。神島家の遠縁の武見志郎、飄々とした人柄で聖との会話が楽しいです!これからどうなって行くのか楽しみです。(覚えてますけど。)2021/12/04
そのぼん
18
この作品の前にもシリーズものとして出版されていたようですね。が、この作品単体でも楽しめました。昭和初期が舞台で現実とあやかしが渾然一体となった世界観、面白かったです。2012/11/21
つみき
7
志郎さんだ……!というだけで、ものすごくわくわくします。わぁ、志郎さんの話をやってくれるだなんて思ってなかったです。そして、過去とは言え鬼達の物語がまだ読めるっていうのが嬉しいですね。やっぱり聖は賑やかだなぁ。2011/11/07
紅羽
6
登録漏れ。封殺鬼シリーズの新章。メインが桐子になり、鬼たちの視点からはまた違った世界が見られます。しかし過去編といっても聖たちも桐子も根っこの部分は変わらず、彼らの掛け合いは楽しかったです。2014/03/18
ぱんだ
6
表紙とあらすじから「ホラー!?(ガタブル{{ (>_<) }})」と勝手に思いこんでいたシリーズ。 少女小説レーベルっぽくない雰囲気に引かれて購入。 登場人物の関係とか、シリアスな感じとか、油断したときに襲ってくるギャグとか(笑)なかなかツボでした(o^-')b 2010/11/05